母のタイムスリップ日記
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少し早目に施設に向かった。 今日は お湯を忘れないように一番先に準備した。 午後 研修会がありその後打ち合わせがありリハビリには立ち会えない。
施設に着くと母ソファーで居眠り中。 直ぐに目を覚ましてくれるが まるで幻を見たかのように俯いて眠ってしまう。 こういうときにも良心の呵責に苛まれる。 でもそうは言っていられないので 今日も両手を持ってリズムを取ってみた。 これが 母には有効。 もともと快の時には 手でリズムを取る母だったから。
何とか目覚めて 立位。前に引きながら母が自力で腰を上げられた。 それでもへっぴり腰で後ろ体重になる。 ちょいと姿勢を立て直して床にしっかり足を着いたのを確認してから 両手引きでトイレ誘導。 「小」が間に合い「大」も少量。
その後整髪して 明日のデイの支度をし リハビリの準備も。 職員には デイ利用の時に持参するゼリーのこと またリハ後の片付け 食事介助のバトンタッチをお願いした。 忙しい職員なので ゼリーを冷蔵庫からの出し忘れもあるのでデイの荷物の上にゼリーをいれる袋に「ゼリー入れ」と記入して置いた。
その後食事介助。 今日はおそばだった。 食べ始めは順調だった。 が途中で よく噛まないうちに飲み込んでしまって目をウルウルさせた。 「〇ちゃんは 噛むのが得意。唾液と混じるまで良くかむのよってよく言っていたよね」深く頷く母。 「よく噛まないと 喉に詰まるから よく噛んでね」「モグモグ」 と何回も話しかけた。 向側に座っている入所者が「どうして?」と聞いてきた。 「かむことを時々忘れてしまう事があるから 危ないから思い出して貰うために言っているのよ」と伝えたら「あら そうなの」と驚いていらした。
時計と睨めっこしているのをみて 他のご家族(最近看取り終えたご家族)が「私が介助するわ」と変わってくださった。
母は さっきの職員のやり取りが記憶の隅に残っているようで 視線で私を追っていた。言葉は全くないのだけれど…。 ご家族が うまくカバーしてくれたので そうっと施設を後にして バスに乗って電車に乗り換えて少し遅れて会場に着いた。
研修が済んで 打ち合わせをして夕方の電車に飛び乗って家に戻ったのは7時を廻っていた。
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