母のタイムスリップ日記
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2009年08月15日(土) 介護も菜園もええ加減


昨夕 デイサービスの職員から「利用半年となりましたので プランの再チェックをしたいのですが ご都合如何ですか」と電話があった。

本音を言えば お盆休みの夫のために1日母の面会を休もうと思っていた。
来週になれば 後半予定が入り込んで来ており 休むなら今日明日というという所だった。
話の感触で 急いでいる様子だったので今日ということで約束した。
お昼の介助の様子を見てプランを考えてみようという事になった。

施設に着くと母はソファーに座ってテレビを観ていた。
トイレ誘導し「大」少しと「小」
それから 頭皮マッサージをして整髪。

ホールに移動して食事介助を始めたが 口は開くけれど飲み込みがイマイチだった。ふるさとの夏の副食物を持って行き 容器のふたを開けた時は「わぁ」と喜んだが それもそこまで。
噛む事を忘れたかのような感じだった。
「喉に痞えると大変だから良く噛んでね」と話しかけるのだが 頷く割に噛む動作に繋がらない。
そういう時期に差し掛かってきているのだろうと思う。
でもやっぱり 噛む事にもう少し拘りたい。

冷たい豆腐 紫蘇ジュース 煮豆 西瓜を総登場して貰って介助をした。
約束の時間にデイの職員が見えて 食事の様子を見て頂き デイでの様子と比較して貰った。
結局 職員もこちらも同じ判断で此の儘 様子を見ることにした。
ただ デイにゼリーなど持ち込むことに決めた。

デイから持ち帰った作品は母の居室に飾ってある。
図工や縫い物や編み物等が大好きだった母だが もう作ることは叶わないのだが みんなの隣で様子を見ており職員が作った作品を持ち帰ってくるのだ。
母の居室に入って頂き 飾ってある様子を職員にも見て頂いた。

もう少し前なら それも良く見ていたのだろうが 今の母にはそういう注意力も消えつつある。
足らない事を嘆いている訳ではなく 今残っている機能に感謝しながらいる訳なのだが…。

今日は 食事に要した時間が大分延びてしまった。
食後口腔ケアをしてトイレ誘導。

居室の椅子に落ち着いた頃に職員が訪問介護に見えた。
介助が済んだ事を伝えて 他の対応をして頂く。

後は職員にお任せしてせっせこ家に戻った。
今日は暑いけれど カラッとしており気持ちが良い。

家に戻って 遅い昼食を取って 菜園に出て草取り。
夕方は 丁度マンションの影になるので日差しを避けて草取りが出来た。
根気よく作業をして 気がつけば7時だった。
それでも予定した所までは片付いてはいない。
秋野菜の種を蒔ける準備までのつもりだったのだが…。

夕刻前お隣の菜園の方が見えた。
実は昨日 きゅうりが蔓を伸ばしていて「あれれ」と思った。
自然に出てきたとは思わないまでも 種を蒔いて忘れていたかと思ったり…。
「きゅうり 勝手に植えちゃったけれど…」とお隣さん。
最近 皆さん あれこれお手伝いくださって…。ありがたいことです。

うちの所には 春に種を取るために暫く放置していたルッコラがあった。
種は勿論取れたのだけれど 自然落下した種が トマトやきゅうりの根元で勝手に育ってくれている。
この時期のルッコラはやわらかくて美味しい。
そこで おとなりさんに「勝手に取っていいからね」と。

以前 自然農法を推奨する方の本を読んだことがあった。
有名な方でもう亡くなられてしまったのだが…。(名前が出てこないのです)
その方は「種をパラパラ蒔いて 勝手に育つのがそこに1番合った環境なのです」と書いておられた。
こちらは いい加減で手抜きで 零れた種が勝手に育っているわけだけれど。
少なくとも自然に任せて ゴーヤとルッコラは 予想以上に収穫できている。

考えれば 介護も菜園もええ加減。
人の手を借り 手抜きもして しゃかりきにならずにええ加減。
自然の力を借りて 時に良心の呵責に苛まれながらも 何とか踏ん張っている。 これが 私流なのかも知れない。


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