母のタイムスリップ日記
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2009年08月01日(土) お見送り


 昼食介助に出向いた。
母はソファーで眠っていたが 名前を呼んだら直ぐに目覚めた。
トイレ誘導し「大」「小」
程なく昼食。

今日は テーブルで食べる人は2人。
他の方はデイサービス利用。

一緒に食事する方のご家族が風邪をひかれて面会に来れない。
その方は しきりに寂しいと話されるので 母と向きあって食べる事にしてくれた。
母は 今日はご機嫌で誰の顔を見ても「うふふ」と笑う。
向き合って食事する人は 最初は「よい」と思ったようだが 顔をみては笑われるのでご機嫌斜め。
原因はそれだけではないだろう。
家族がきっちり付いているので「羨ましい」という思いもあっただろう。
そこで その方が昔着いていた仕事の話を振ったりして母の話を絡めながら食事した。
そのうちに「笑っている顔が黒いけれど 優しい笑顔ね」と母を受け止めてくださった。

母は 食事終わりまで「うふふ」と。
食事に要した時間は 1時間位。まぁまぁってところ。

その後口腔ケアをしてトイレ誘導し爪を切った。
爪が床に散らばってしまったので 居室に掃除機をかけた。

その頃に訪問介護の時間となった。
職員は 手のマッサージをしてくださった。
そこでマッサージクリームを渡してお願いした。

マッサージが終わる頃に 母の昔の話となった。
母は ちょっと哀しそうな表情をしているので 判っているのかと思った。

が訪問介護が済んで母をみたら トイレサインを出していた。
「御トイレ?」と聞くと頷いたので急遽トイレへ。
それから30分トイレで踏ん張る。
ゆるゆるだった。
お昼に枝豆スープが出た。牛乳が入っているので意識してスプーンですくって少量のみ飲んで貰った。
おそらく それしか原因が考えられない。

いる間に全て排出できたようで 良かった。

夕方から お通夜があるので早々に施設を後にした。

母と同時入所した方のお通夜である。
今年に入って大分気力を無くされ 梅雨時からは 更に機能低下。
吸引と吸入が繰り返されていた。
一昨日 とうとうお別れとなってしまった。
人との出会いは様々あるけれど 施設入所で知り合い 過した年月は 下手な親戚よりも思い出がいっぱい詰まっている。
認知症を呈する病であっても 同じ時を過した重みは 本人にも家族にもある。いわば同志みたいなもの。
顔を合わせるだけで 励ましあえた。
もう 施設でお会いする事もない空っぽになったベットは 寂しさを誘う。

お通夜には娘も出たいというので 一緒にお通夜に出向いてお別れをした。

帰りみち 何れ来るだろう先のことを娘と話した。
やっぱり どうするかはそれぞれ考えておくべきだねと。

終電少し前に 娘は自分の住まいに戻って行った。


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