母のタイムスリップ日記
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昨日の別の場所の介護者の会で「介護者支援の時代」と話された方がいた。 初参加の方である。 この方は 登録している事業所の保健士さんが紹介くださった。 保健士さんは「はなさん こういう人がいるけれど参加OK?」と問い合わせがあった。 「勿論です。できれば ご夫婦で見えるのが良いけれど でも無理をしないで…」と伝えていた。
奥様の親の介護をなさっている。 傍で見ていると「女房大丈夫?思い詰めないか?」ととても不安になるそうだ。 ご主人もできることは協力なさっておいでだった。
「なぜ 介護保険は家事援助が駄目ってなったの?」など シビアな質問も次々。心強い存在となった。 「何故?」は 介護の鍵になっていくような気がする。
昨夜 娘から「明日 施設にまっすぐ行くよ」という電話があった。 娘なりに思うところがあるのだろう。 そして 母の食事介助をしてくれた。 夕方には 仕事があり家で昼食を摂って夕方仕事に直行。
母は 半分うとうと状態だった。今日も入れ歯が床に落ちていた。 入れ歯を洗ってコップに入れておいた。 トイレ誘導して「大」「小」 娘もやってきて食事介助が始まった。 結構順調に始まったのだが どうもなんかおかしい。 「ごめん 下の入れ歯忘れていた」と娘に謝った。 すると娘「謝る人間違ってない?」とずばり。 そう。困るのは母なのだ。 ついつい陥る介護者本意の落とし穴。 再度 母に謝ったら「うん」と頷いていた。 どうやら許して貰えたようだ。
食事は 中断しながら何とか終了。 水分も追加を加えることができた。
「トイレ介助2時に入ります」と職員に告げられた。 お腹は空いても それまではいてあげようとトイレ介助や口腔ケアをしてまった。こちらのトイレ介助は空振り。 その旨を介助に入った職員に伝えてそうっと帰宅。
そうそう 家を出る前 ふるさとから「さくらんぼ便」が届いた。 弟からと友人からのものふた箱。 母は食べられるのかと思った。 種と軸を外せるかが気になる。今日は 危険を避けて軸と種を外して口に運んだ。 「長男からだよ」というと心なし顔がほころんだ。 そして ご飯の時には開かない口が さくらんぼの時には大きく口をあけた。1度目は偶然かと思ったが 2度目も大きく開けたので意識してたんだなと感じた。 息子の力かぁ。
実は昨夕 同じフロアの入所者が旅立たれた。 少し前の日記に記しているかもしれない。 母を両手引きでお見舞いに入室した時 母が非常に恐れた方。 自然な形で旅立たれた。 昨日 その方の所には療法士さんが見えていた。 母と同じ水曜日にもいらしていて 立ち会ったお孫さんが「リハがすむと言葉を発するのですよ。気持ち良さそうなのがよく伝わってきます」と話されていらした。 体のかたまりもなくて…とても静かに旅立たれた。 ご遺体を家に運ばれたので 家に戻ってから電話を差し上げた。 ワイワイとご家族の声が聴こえてきた。 これまでも幾度か電話で話した事があるが物音ひとつしなかった。 ご家族の賑やかな声に包まれていらっしゃるのだと思ったら とっても嬉しくなった。 ご葬儀は 内々でなさり香典・花も受けないという意志表示があった。 でも 暫くしたら「お茶でも飲みましょう」と約束できた。
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