母のタイムスリップ日記
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昼食に滑り込むように施設に着いた。 「〇さん たべましょ」と母に呼びかけている声が聴こえた。 今日も 食べたがっていないのだなぁ〜。
車椅子に座っており口を開かない母がいた。 「タッチします」と伝えて 車椅子から通常の椅子に移動。 それから トイレ誘導。 最近 車椅子に座っている時は パットとオープンオムツをつけて その上にトレパンをつけている。 日中3重装備ってなぁ〜とつくづく思う。 トイレに誘導すると パットから溢れてオープンオムツに沁みていた。 何回分?と思う。 お尻が赤くなっており 一点がちょっと傷になっていた。 こういったことは 殆ど起きた事がないので母はさぞかし辛かった事だろうと思った。託していることに心細さを感じるのは 母も私も同じ。
手洗いを済ませて食事介助。 今日は 飲み込みが悪い。 こうなると入れ歯が悪いかとも思うが 調子よく食べる時もあるので入れ歯のせいではないだろう。 どうやら眠そうである。 下手をすると目を瞑って寝てしまう。 入所者のご家族が 母にふるさとの話を振ってくれた。 その時には 目を輝かせて頷いて反応していた。
時間は掛かったが 何とか全量摂取できた。
その後トイレ誘導し ホールをゆっくり歩く。 足の痛みがあるようだ。 昨日痛み止めを服用していないという事だった。 看護士さんと話して 痛み止めの服用をお願いした。
居室でちょっと休息。 他の方はおやつタイムだが 母は遠慮させて貰った。 食事が済んで間もないし 夕食の時間に響きそうだったから。 でも水分は欲しいので お茶を戴く。 持参したたんかんを剥いて半分食べて貰った。 ジュースも150ccほど飲んでもらった。
それから またホール内を2周した。 この間 職員のトイレ誘導もあった。 洗浄だけで終わりそうだったので 赤いところを確認していただき薬を塗布して貰う事にした。 職員は「このくらい」という感触だった。 「母は こういうこと少ないですよね」と聞いてみた。 すると「そうですね」と。 想像だが 他の方はもっと酷くなっている人もいるという事なのだろう。
歩ける人はまだいいのだが…立位や歩行の出来なくなった人は 辛い状態だろうな。 そして 面会している家族は どの辺まで理解できているだろう。 こういうことが起きないようにするために必要なことは何かを理解できているだろうか?
夕食の時間が近くなり 娘も転居の準備のため休んだので 後ろ髪を引かれながら施設を後にした。
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