母のタイムスリップ日記
DiaryINDEX|past|will
冷え込みの強い朝だった。 庭には ガチガチの霜柱。 起き抜けに 外に出て霜柱を踏もうと言う気力は起きなかった。
暖房を目いっぱい使って暖めて 食事の支度。 食事中 窓ガラスから寒さがじわんと伝わってくる。
今日は 利用者さん訪問日。 出かけると庭先のお掃除をなさっていた。 ご挨拶をして門を入っていくと 庭の隅に水の入った火鉢があり氷が張ってた。 指先でつんつんと数回突っついたら 半分に割れた。 「まぁ お若いこと」と利用者さんは笑って要らした。
利用者さんは 一足先に自宅に着き暖房を入れてあったが さすがに住んでいない家の冷え込みはきつい。 直ぐに活動に入ったが 靴下だけでは 足先がジンと冷たい。 スリッパをお借りして お掃除。 窓も開けず 人が住んでいないのだから綺麗そのもの。
時折戻られてレース編みをなさったようで 作品がのり付けされて広がっていた。 年が明けて91歳になられた利用者さん マイペースで頑張っておいでです。
ハンカチを取りに戻ったら 利用者さん暖房機の前で温まっており 「すみませんね 自分だけ温まって」と謝られた。 「それくらいでいてくださるとホッとしますから...」と伝えた。
おそらく施設内はエアコンで程よく温まっている筈で 温かい生活環境に過されてしまうと寒さは堪えるだろうと思う。
2時間ほどの活動で終了。 活動記録を記入している時「昨日 新しい方が入られて しきりに家に帰りたがっておいでなんですよ。何だか 可哀想で…」と言われた。 「認知症がおありですか?」「そうですね」 「『家に帰りたい』と言われたら『お帰りになりたいのですね』と答えて上げて 折に触れて 肩等を撫でて差し上げてください」 「否定しない方がよいのですね」 「そうです。後は職員の方にお任せして...。
利用者さんは 施設内で認知症の方と共に暮らしていくことの意味を学び始めれたご様子だった。
今日は 暮れに見えない屋根裏にしまいこんでいた書類を下ろした。お正月の間は 頭に浮かぶ事はあっても目にしないで済んだ分少し楽をした。 ずっしりと重たい紙袋を取り出して やりかけの作業を再開である。 私の仕事(?)初め。
|