母のタイムスリップ日記
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2008年12月22日(月) 利用者さん同行♪


昨夜は 一晩中 強風が吹き荒れた。
窓がガタガタと震える 時にガツンと風が当たる音もして その度に目覚めた。

今朝まで風は強かった。
外に出ると剪定した枝の端っこや近隣の落ち葉が角々に溜まってた。
急いで掃き集めて 袋に詰め込み 纏めた剪定の枝も門前に出してから 朝食。

でも寒くない。
お墓参りには 塩梅の良い日でよかった。

洗濯物を室内に干して トットコ出かけた。
昨日 娘に臨時収入があって お零れを頂きその代わり領収書に印紙を貼り付けて届ける用もあり少し早目に家を出た。

利用者さん 時間ぴったりに見えて…。
電車に乗って目的のお寺へ。
なじみの花屋さんに立ち寄ってお花を購入するのが決まりと言われるので一つ手前の駅で降りてお花を購入。

それからバスに揺られて…。
お寺は 平岩弓枝さん宅の直ぐ傍だった。
「昔この辺りの通りは今の半分くらいで 荷車が行き来して車なんか通ら無かったし ススキの原だったのよ」
見上げれば ビルが乱立しその陰にぽつんぽつんと家がある位。

90歳になられる方のお話なので 本当に昔々のお話である。
それでも このビルの立ち並ぶ前には 田園風景があったのだと考えただけでも ちょっとほっこりとした気分になれた。

利用者さんの家のお墓の一角は 全て同姓の家ばかり。
遡れば 江戸時代に…。

我が実家も遡れば 江戸時代に行き当たるけれど…。
こんな風じゃないし…。
夫の実家のお墓も結構同姓が多いけれど…ここまでではない。

そそくさとお墓参りを済ませて 帰路に着く。

と簡単に書いてはいるけれど 利用者さんのタフさには驚いてばかり。
駅には エレベーターやエスカレーターもあるのだが 階段をしゃかしゃかと歩いて上り下りなさる。
お寺への参道も 廻ればゆるりとした坂道も有るのに 石段を選ばれて上られるのである。
駅の乗り換えもあり その度に階段を選ばれ 疲れた表情一つ見せなかった。
歩く事を意識しておいでなのだ。

地元に戻って 一緒に昼食。
おすし屋さんへ入った。

利用者さんは 硬いものは避けておいでだ。
施設では 刻み食をお願いしてあるという事だった。
でも 全て刻まれてしまって ほうれん草はミキサーを掛けれているそうだ。コロッケもミキサー…。うどんもミキサーが掛けられ お隣の方のお膳をみて 献立がどういうものかが判るという事だった。
認知もないのだから もう少し個々に対応してくれても良いのになぁ〜とお話を伺いながら思った。
目の前の利用者さん イカを除いてみんな其のまま召し上がれるのである。。.
だから 外のお食事を楽しみになさっているんだなと思った。

そんなお話をしながら食事していたら お隣の席に着かれたご夫婦がいた。気配で「あれっ」と思った。
介護仲間のご夫婦だった。
アルツと診断されて2年余。最近 腰が90度に曲がってしまった方。
「パーキンじゃないかな?」と伝えて 別の病院で診察を受けられて「パーキン」と診断され 障害者の認定を受けられたばかりである。
まだ 自立歩行が出来るので タクシーを使いながら通院なさって居られる。
今日も精神科と眼科の通院をなさっての帰り道という事だった。
椅子に座っていても鼻がテーブルに着くほどだった。
背中を撫でて差し上げたら 向きを変えて深々とお礼してくださった。

外出時 まだお二人で出来ているが…。
体力的に不安を抱えておいでである。
どうか 進行ゆっくりでありますように…と祈らずにはいられない。

利用者さんを母と思われていたので「訪問している方で90歳なんですよ」と伝えた。
介護仲間「お元気で何よりです」と挨拶なさっていらした。

高齢であっても元気で過されておいでの姿に勇気を得て追いでの様子だった。利用者さんもまた 介護中の介護仲間に応援の言葉を送っておいでだった。

昼間は とても暖かだったのに…。
夕方になって冷え込んできた。

きっとこれが 平均なんだろう。


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