母のタイムスリップ日記
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| 2008年10月15日(水) |
ジンジャーの花のおかげ? |
朝 雨に散ったきんもくせいの花を箒で集めていたら お隣の方が「ジンジャーのお花が咲いたの。今持ってきますね」と庭に入っていった。 直ぐ 手に3輪ほどのお花を手に戻っていらした。 ジンジャーの花は 真っ白でほのかに良い香りがした。 清楚な蘭の花に似ていた。 気持ちの良いスタート。
母の所に向かう。 昼食前に施設に着いて トイレ誘導。 下りざかの「大」 残量があるか気になり 今朝の状態をお聞きした。 すると昨日、今日連続しているとの事だった。 じゃ もう大丈夫かと思って手洗いを済ませて食卓へ移動。 母は施設の食事で私は手弁当。 食欲はまぁまぁと言ったところで完食。 お向かいに座った方が 今日は眠そう。 本人に聞くと「眠くないよ」と言われるのだが...。 言葉も少ないし ぼんやりしていた。 体調でも悪くなければよいのだが...。 食べる時 エプロンをなさっているのだが 外れていたので別の家族と一緒に直して差し上げた。 ついで姿勢を起こして差し上げた。 食事中噎せる時があるので...。 「ありがとう」と本人からお礼の言葉を戴けた。
食後 トイレ誘導するとパットに少し付着物があった。 様子を見たが それ以上続かなかったので 切り上げてリハの体勢。 リハの途中で少し臭ってきた。 リハが済んでトイレ誘導したら また付着物あり。 今度は 腹を据えてお付き合い。 母には悪い事をしたなぁ〜。 昼食前にしっかり対応できていれば こんな思いをさせずに済んだんだわねぇ〜。 残量は中等量でこれでほぼ落ち着いた。
その後 飲み物を少し飲んでもらっていたら 職員が「お風呂 いかがですか」と聞きに見えた。 こちらで介助するので 一番最後にさせてくださいとお願いした。
母に「お風呂はいる?」と聞くとゆっくりうなずいた。 順番が来て入浴。 職員はリフトを使うので リフトを出していてくれた。 折角だけれど リフトを片付け シャワー椅子を準備した。
大きなバケツにお湯を汲んで ゆっくりとお湯をかけた。 最近気がついたのだが シャワーの音を聞いただけで母はそわそわとするのだ。だから シャワーはお湯をためるだけに使うようにしている。 背中から洗い始めた。 それから腕。 腕に泡がいっぱい着いたら「これなんだ?」と母が聞いてきた。 「石鹸の泡よ」と伝え 私の手のひらに泡を集めてふ〜っと吹いて泡を飛ばして見せたら 母の顔が緩んだ。 緊張を解くために数回同じ事をしてみた。 順繰りに洗って 最後に洗髪。 これもお湯をたっぷり含ませたタオルで頭を濡らしてからシャンプーでゴシゴシ。いつもなら 嫌がり始めるところだが 今日は落ち着いていた。 シャンプーがなかなかあわ立たなかった。 結局2回シャンプーをしてリンス。
夏の間は シャワーで済ませたが ソロソロ浴槽に入っても良い季節だ。 体が滑らないようにわきの下にタオルを巻いて 浴槽に誘導した。 母はそろりと足を挙げて浴槽に入れた。 今日は 手すりに掴まってもらうこともやめた。 騒ぐ事もなく浴槽に浸かる事が出来た。 やはり 強行突破は 母の恐怖心を煽ってしまうようだ。 これぐらいゆったり入れば 何とかいけるという事だろう。
湯船でゆったりしている時 シャワー椅子を片付けた。 下手に 椅子に掴まられてしまって転倒してしまうことが怖いのである。
湯上りにかけ湯をして 無事終了。 母の怒鳴り声が響く事はなかった。 時間は一時間以上。 母のペースに合わせていけば 何とか出来そうな感触。 でも 今日はきっと良い日だったんだろう。
頭を乾かして浴室を出たら もう食事。 その前に 少し水分補給をした。 勿論 私も...。
母の食事が始まった頃 そうっと施設を後にした。
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