母のタイムスリップ日記
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2008年10月03日(金) お散歩日和


 お昼めがけて母のところに出かけた。
母の食事は 後ちょっとで終わるところだった。
職員からバトンタッチして 食事介助。
持参のお弁当を一緒に食べた。
母は汁椀に手を伸ばして自分で飲んでいた。

食後トイレ誘導し歯磨き。

そして身支度を整えてお散歩に出た。
程よい気温で風もあり お散歩には持って来いの日だった。

腕を組んでみたりしながら歩く。
バスに乗ろうかと思ったが 母がイマイチの顔になったので 少し休息。
「歩く?」と聞くと「歩く」というので どんぐりがいっぱい転がっている公園までテクテク。
どんぐりを見て「あれは?」と聞くので♪どんぐりころころ…♪と唄うと頷いていた。公園のベンチに腰を下ろしてひと休み。
それから 農家の野菜スタンドまで歩いた。
そこでゴマ柿を買おうと思ってお財布をみたら 小銭がなくてオタオタ。
すると 農家の方が出て見えて両替してくださり 購入できた。
「いいお天気で お出かけも気持ちいいですね」と母に声をかけてくださった。母 ニコニコ頷いていた。

それから 田んぼ沿いに彼岸花を見ながら歩いた。
ふと見たら 稲刈りをしていた。
わぁ〜もう そんな季節かぁ〜。
確かに 稲穂は垂れて黄金色だわ♪
アッそうか 我が家はもう新米を食べたんだったなぁ〜。

稲刈りは 手作業だった。
左手で稲を持ってサクッと鎌で切り 田んぼに置いて行き ある程度束が溜まると それを稲でまとめていた。
懐かしい景色である。
耕作面積が狭いから そうやっているのだろう。

幼い頃 稲穂を干している時までは 田んぼに入らなかったが 脱穀の済んだ田んぼで追いかけっこをして遊んだ記憶がある。
刈り入れた後の田んぼは 根っこが残っていて転ばないようにして遊んだものである。
走るたびに 足元からバッタが飛び跳ねていたなぁ〜。

母は 人が作業しているのをみるのが嫌みたいだったので 長居せずにテクテク。その足で ファミレスに入った。
久しぶりに アイスとプリン。
食事の時より 大きな口を開けて にっこりしながら食べていた。
飲み物も十分飲んだ。
トイレ誘導してから店を出た。
お次は 小山のある公園へ向かう。
この山も夏の間は 足の痛みもあって敬遠していた。
今日は 母が積極的に登った。
公園のそばを歩いている方が 私たちの「オイッチ二ッ!」の声に振り向かれて 微笑んでいた。
頂上で「頑張ったねぇ〜」といったら 大きく頷いていた。
それから下り坂…。これも傾きも少なく下りられた。
怖がる様子もなかったので 足の調子がいいのだろうと感じた。

施設に戻っても酷く疲れた風なことはなかった。

トイレ誘導して 手洗いを済ませて ホールに移動した。
落ち着いた感じなので そうっと施設を後にした。

久しぶりに長いお散歩が出来た。
入所したての頃と比べれば 3分の1も歩いていないのだが 最近では結構歩いた方だ。
10月いっぱい位は お天気ならお散歩日和になるだろう。


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