母のタイムスリップ日記
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娘の誘いで 午前中温泉へ出かけた。 夫も誘ったが 午後に仕事があり ダラッとしてしまいそうというので二人で出かけた。
温泉から戻ってみんなで昼食。 娘は お出かけ。夫は仕事。私は母のところへ。
母はソファーに座ってサッカーの試合を見ていた。 話しかけても「観ているんだから」と言う仕草。 ルールや試合運びを理解はしていないだろう。 元気な頃から 知らないのだから…。 でもきっと 熱気が伝わるんだろうなぁ〜。
それでも ちょこっと誘って居室へ。 職員がトイレ誘導を済ませたばかりと言っていたので 歯磨きをしてから帽子を被って お散歩に出た。
今日は 気持ち気温が低いので安心して外出できる。 足の運びも良い。 だが 言葉が今ひとつはっきりしない。 途中で「歩ける?」「足痛い?」「戻る?」等と聞いてみた。 所が 母は「わからない」と言って涙を零した。 何を聞かれたのか判らないといった風であった。 母の表情と足の運びと傾きを確かめ 歩いても良いのだと判断して散歩を続行した。 行く先は ドラックストア。 休まずにスタスタ歩けた。 店の中に入るとホッとした表情になった。 気温が気持ち低めでも 夏日なので暑かったと思う。 アロエエキスとアイスを購入し 外に出た。 ファミレスに入ろうかと思ったが 今日はもうひとつやっておきたいことがあったので施設に戻った。 ちょうどおやつの時間となって トイレ誘導後おやつを戴く。
おやつ後 職員にお願いして浴室を使わせて戴く。 暑い日が続いているので汗を流してあげたいし 洗髪も…。
母は浴室に入っても嫌がる事もなかった。 ただシャワーを出すと連想が働くようで少し機嫌が悪くなった。 ちょこっとシャワーをかけてサッと体を洗い 洗い流して また体を洗うの繰り返し。最後に洗髪。 向き合いながら母と視線を合わせ 様子を見ながら洗髪した。 ちょっと良かったのは 洗髪の時濯ぎの時 母は自分の手を頭に持って行ってゴシゴシこすっていた。 今日の工夫は ハンドタオルを三角に折り 両耳に三角の端が被るようにして 顔の前にタオルが下がるとスタイルにしてみたのだった。 この時 頭を下げて母の手が頭に伸びたのだった。 今日だけOKなのかもしれないが 久しぶりに自力の洗髪…。 これは 嬉しかった!シャンプーハットより良かった。
それから 再度体を洗って 拭いてシャワー浴終了。 ドライヤーをかけている時「熱い」と発した後「これに代わる事はありません」と話した。一見「?」だが でも精一杯に「熱いからドライヤー止めて」との訴えと判った。 「ごめん ごめん」というと頷いていた。
今日のシャワー浴介助は いつもより疲労が少なかった。 母の協力があったからだろう。 母自身が自然に自力でアクションを起こせれば 介助も楽になるのかもしれない。まだ 一度目なのでなんとも言えないけれど…。 でも排泄もそういう発見で気がついたのだから…。 ひょっとしたら…と思う。 ある時期までは 洗髪を嫌がる事はなかったのだから…。
居室で一休みして みかんと水分補給をしたら食事の時間と なった。 母に食卓についてもらい それから 着替えたものタオルの類等を整理して 自分も着替え 施設を後にした。
そうそう お散歩から戻った時 職員から「どんな風に介助してお散歩しているのですか?」と聞かれた。 母の左側に立って腕を組み 左手を母の右手を前で繋いで左傾斜と前屈をカバーしながら…と伝えた。 ちなみにドラックストアでは 大きなショッピングカートを一緒に押す。 棚のものを取る時やレジでは カートの車を足で止めて母の腰に手を当てて安定を図っている。
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