母のタイムスリップ日記
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リハビリの日。 昼食の時間に滑り込み 食事介助。 母は 結構機嫌が良かった。 久々に「ここだよ!」と手を上げて教えてくれた。
食事が済んでトイレ誘導。 少し でかかっていたが 残りはトイレへ。 トイレに入っている間に療法士さんが見えて 暫く待って戴く。
リハに入っても 母は 上体を起こしたりだった。 不安感がある風ではなく 周囲のいろんなものが面白くてたまらない…という感じのように見えた。 洗濯したものを収納して ドアを少し開けていたら 母は「空いているよ」と教えるように指差した。 母がよく教えてくれるのだが 療法士さんは 初めてだったようで「ん〜よく気がつくなぁ〜」と笑っていらした。
母は以前から ドアの開けっ放しや戸棚の閉め忘れ等 よく気がつく人だったのだろうと思う。 元気な頃は 閉まっていてあたり前なので 気がつかなかったのだが…。 わざわざドアを開けておいても必ず閉めて廻るようになり そういう性格だったと気がついた。 今でも それは健在で…。 一時は煩わしいと感じたこともあったのだが 今では 気がついてくれる事が嬉しく感じたりする。
リハが済んでから 室内歩行したり 手遊びをしたり 歯磨きや整髪したりして過ごした。 夜 会議があるので 早目に帰宅。
会議が終わって9時。 途中買い物をして タクシーで家に戻った。 駅から家まではワンメーター。 生憎 ぴったりの小銭がなくて千円札を出した。 運転手さんは 大概素早くおつりを出してくれるのだが…。 今日は 違っていた。 結構もたついた上 多いお釣りをくれた。 タクシー料金がバス代よりも安くなるような間違いである。 計算が得意でない私でも タクシーのワンメーター料金で千円からのおつりは即座に計算できる。 50代前半と思われる方だった。
ふと 介護仲間の話が頭を過ぎった。 タクシーの運転手さんで若年性の認知症になった方。 おつりの返却が難しくなっていることで おかしいと気がついたとご家族が話されていたことを思い出した。
車を降りて おつりが多い事に気がついて「多いですよ」と運転手さんに伝えると 「あ〜どうも 500円多かったのですね」と言われた。
何でも認知症に結びつけるのは良くないとは思うけれど…。 ちょっと気になった。
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