母のタイムスリップ日記
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2008年06月25日(水) うふふふ


 リハビリの日である。
昼食介助 滑り込みセーフ。
今日は ラーメンとデザート。
口をもごもごさせて飲み込みが良くない。
「何が入っているだろう?」とちょっと口をあけて貰った。
メンマだった。
母と時折しなそばを食べる時 苦戦するので1本 それも柔らかそうなものを選んで食べてもらうようにしている。
メンマは 母が好きなのだけれど 最近は難しくなっている。
でも 食べさせてあげたいし…。
最終的には 味を楽しんだら後は出してもらってもいいし…と思っているのだ。
今日もメンマは出してもらった。
それとチャーシューも 油身の少ないものだと噛み切れなくて…。
今日も結構長い食事介助となって 終わったのはリハビリの10分前。

それから 歯磨きを済ませて トイレ誘導して…。
トイレ誘導で 大 排出。母も安心で来た様子だった。

母は今日も何時帰るかと様子を窺っているように見えた。
手を握って暫く傍に居ることにした。

リハビリが始まっても様子を窺うことに変わりなくて 今度はそうっと頭を撫でてあげた。そのうちに眠った。
足を動かす時に痛がった。
やはり 痛みがあるようだった。

リハが終わって トイレ誘導後 お散歩に出た。
外に出ると我意を得たりって感じで 往来する車を「あれ」「これ」と言っていた。
行き先は決めてなかったが 久しぶりにファミレスに入った。

中に入ると他のフロアの入所者と職員がちょうど帰るところだった。
きっと お誕生日なのだろう。
お誕生日の時に職員と一緒にファミレスでお食事するというのが 最近多い。
「あら」「こんにちは」と挨拶を交わした。母も頭を下げていた。
顔見知りとわかる様だ。

自分の昼食が未だなので ここで食べてしまおうと思った。
和食でおかずを選べるセットがあったので 母が食べやすいオクラのおろし合え 冷奴 とろろ を頼んだ。
母のメインは プリンパフェ。

少し混雑していて テーブルに運ばれてくるまで時間が掛かりそうだったので 持参したさくらんぼを母の口に運んだ。
さくらんぼが口に入ったら 軸を引く。
母は さくらんぼを歯の裏側に入れて口を閉じてくれるのだ。
それから 噛む様子を注意深く見守る。
昨年までは 種を出せたけれど今年はどうか…と。
口の中で噛んでいるんだなと判ったけれど 種を飲み込んでしまわないかとひやひやした。
実と種を舌で分けているように見えて 少し安心した。
「種を出してね」と言ったら 舌で押し出した。
やったぁ!うふふふ!

でも昨年は 種を自分の手のひらに出していたのだが…今年はこちらが受け取らなければならなかった。
ほうって置いたら テーブルにペッと出していたかも…。

追加の1個。
これも 同じように出来た。
で結局 10粒のさくらんぼを食べた。
食べるに従い 母の表情が明るくなり 実と種を分けるのも早くなった。

実は先日 さくらんぼを同じフロアの仲間と食べてくださいと運んだ。
その時に 種を取り出して皆さんに分けていた。
「え〜っ」と思ったけれど 個々に状況が違うので仕方ないことなのだなぁ〜と考え直したのだった。
でも 私の勘では きっとテーブルに出てお食事できる方は きっと種を出せると思うのだ。

実は 口の中で実と種を分ける動作は いろんな意味で大事だと思うのだ。
舌を使う動作は 嚥下にも関係してくるような気がする。

元気な人には 無縁だけれど 食事が難しい時期にさしかかると楽しみながら機能維持訓練かわり…なんて 素人考えをしているのである。

病がなければ 自分で判るだろうけれど…。
楽しみながら機能を見られるって介護者の役得かな?
出来た時は 本人も介護者も嬉しくて うふふふっとなってしまう。


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