母のタイムスリップ日記
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| 2008年06月11日(水) |
階段はやっぱり無理か? |
リハビリの日である。 早目に昼食を摂り 母のところに向かった。 天気予報に拠れば 午後 所により雷雨との事だったが自転車で…。
湿度が高く なかなか蒸し暑い。 昼食 あと一息と言うところで 職員とバトンタッチ。 介助していて 食器を片付けにキッチンに行き 戻ったら汁椀を手に持って自力で飲んでいた。 「やったぁ〜」 思わず母の頭を撫でてしまった。
食後 居室に移動してトイレ誘導。 小のタイミングがばっちり 何となく臭って母も痛みのある表情なのでお腹をマッサージした。程なく「大」少なめだが 調子よいみたい。
リハビリが始まり「おかちゃん」も発せず リハを受けた。 途中 うとうと始めて終了する頃にはぐっすり眠っていた。
母が寝ている間 ホールに出て 入所者にハンドマッサージ。 家からマッサージのクリームを持参した。ついでに爪磨きも…。 実は 少し前 母の手に誰かが 爪をコートするものを塗って下さっていた。 どなたが施して下さったかは不明。 でも 心当たりはある。 以来 時間にゆとりがあり 母も安定していたらハンドマッサージもいいかなと思っていたのだった。
「手をマッサージさせていただけますか?」と伺うと ニコニコ笑顔で「いいのですか?」と聞かれた。 クリームをゆっくり伸ばし始めると 穏やかな表情でお話してくださる。 おそらく 私を褒めていてくださる。 認知症といえども 心地よいと感じた時には「ありがとう」という気持ちでいる事を何らかの形で表してくださる。 「もういいですよ」と言う言葉を合図に もう片方の手に。 終わったら 爪に花のシールを貼って差し上げた。 その時 なんとも言えぬ 女性らしい表情となった。
ホールにいるもう一人の方にもハンドマッサージ。 この方 手に触れるとギュッと握る方で時に爪でギュッと握られるので痛い思いをなさっている方もいる。 でも マッサージしている間 リラックスなさって握る事もなかった。 穏やかな表情となっていらした。 自分が迷惑をかけていると思われているようだった。 時に強くアクションしたり言葉が荒れる事もある。 自覚しておいでだろうと思っていたがやはりそうだった。 「笑顔がなんとも言えないほど素敵です。そして優しいですね」と話しかけたら「そんなことはないのよ」と話された。
母の様子を見に行き そろそろと立位してもらう。 立ち上がってからも安定していた。
母にもハンドマッサージ。
トイレ誘導後 お散歩に出かけた。 近くの公園まで。 薄着に着替えてのお散歩だったが 母の顔にも汗が滲んでいた。
本当は 今日のようなお天気の時には 入浴させたいのだが 生憎 順繰りに入浴してたので 自粛。 でも 家で入浴したのが一週間前なんだなぁ…。
公園では 中学生が水飲み場で水遊びしていた。 近くに行ったら 中学生直ぐにやめて 通り過ぎたら またキャーキャーと遊んでいた。人に迷惑をかけないと言う意識があるんだなぁ〜。
騒ぐ声を聞きながら 公園のベンチに座って休息。 中学生のいる公園より一段下にあるところに腰を下ろした訳だが 手作り風の4.5段ある階段を下りる時 母は怖がった。 肩を抱いて ゆっくりと下りた。 帰りは ロングのスロープを使って別のルートにした。 坂道なら 上りも下りも何とか行けそう。
ベンチに座って上を見上げると緑色のもみじが重なって その隙間からうす曇の空が見えた。 二人で飽きもせず 空を仰いでた。
それから 家から持参した梅ジュースと梅羊羹を食べて貰う。 梅ジュースは 冷凍しておいた梅で作ったものだ。 新しい梅も出てきたので 残り物処理といったところ。 薄めに作ってきたので 飲み口も軽く ちょうど良かったみたい。
エッチラオッチラ 施設への帰り道 分岐点で「こっち!」と母の強い意思表示があった。 汗ばんでいるのに早目に帰ったほうが良さそうだったが 母の意思を汲んで遠回りした。
施設に着いた時 ドアに鍵が掛かっており往生した。 チャイムを幾度か押したけれど無反応。 中から職員の声は聞こえるのだけれど…。 車椅子の方が気がついて ドアの傍まで見えて 鍵を開けて下さろうとしたけれど 高いところなのであとちょっと足らない。 危ないので「無理しないでいいですよ」とドア越しに伝えた。 すると自力で移動して 職員に伝えてくれた。 言葉も不自由なかたなのだが 職員がキャッチしてくれ ようやく開けて戴く。
トイレ誘導しジャストミート。 その後 汗を拭いて手を洗って みんなでおやつを戴く。
落ち着いたので そうっと施設を後にした。 雨は降らず 無事帰宅できた。
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