母のタイムスリップ日記
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2008年05月08日(木) 施設の母の日


5月らしいお天気だ。
施設に着いて「薫風…」と言ったら 入所者の一人が
「薫風 咽より来たり 口中 微涼を生ずるが如し」と言った。
私は「薫風爽やかな季節ですね」と言うつもりだったのだったが それよりも素早く言葉を放たれて驚いてしまった。
この方 食べたくない時は「歯が痛い」「頭が痛い」としか話せない方。
昔 学ばれた事を適切に思い出せるのです。
思わず拍手してしまいました。

今日は 施設で母の日の行事をすると言う事で 予定より早めに出かけ 昼食介助をした。
今日は 笑顔が多くて 食べ方もスムースだった。

写真を撮るのだろうから…と思い 順繰りに皆さんの整髪をさせて頂いた。
その後 顔を拭いて差し上げて…。
認知症でなかったら ご自分で身なりを整えられて入る筈である。
ほんとは 出かけるたびにそうして差し上げたいけれど…母の事もあるのでいつもと言うわけには行かない。

ベットで過ごされる方が 参加できるのか判らなかったが それでもやっぱり気になってちょこっとお手入れ。
そして 握手して力みのある腕をマッサージ。
「力を抜いて 広げてみて頂戴」と話しかけると ゆっくりと力を抜かれた。
そしてにっこりと笑顔を見せてくださった。
毎日 お話できればきっと言葉も発せられるだろうになぁ〜。
こちらのお話は伝わるので 言葉に反応してくれる…。
ついでに足もマッサージ。
ご家族は お仕事で忙しいとの事で 時折お部屋訪問させて戴いている。

母の日のイヴェントは 階下のフロアで…ということだったので トイレ誘導後階下に移動した。

このところ こういうイヴェントに参加なさるご家族がめっきり少なくなった。寂しい限りである。
何か工夫は出来ないものかと思うのだが…。職員では手が廻らないのだろうな。

職員の手作りのフルーツポンチやケーキが振舞われた。
みんなでわいわいと楽しんだ。
ケーキは3ホール準備されたので 出来る方は職員の手をお借りしてケーキ入刀して貰った。
皆さん 結構楽しそうだった。
母はどうしようかと迷っていたら「やりたい」と言う意思を示したので 母にも入刀して貰った。

お腹がいっぱいになったところで 母の日の手作りカードとカーネーションを戴く。
カードは 家族が見えた時に書いていただいた様子。家族が見えない方には 職員が作ってくださったようである。

一人一人のカードを職員が読み上げてくださった。

母には 聖書の言葉とお礼の言葉を添えた。
このカード 母が気に入ってくれたようで 居室に戻った後「無くしちゃ駄目」と言って片付けようとした私を視線で追っていた。
きっと文字は 何となく読めて判ってくれたのだろうと感じた。

昨夜は 2度の地震で目覚めた。
最初の時には「揺れているなぁ〜」と様子を見ていた。
再度眠りに落ちて 2度目の地震。
今度は だんだん揺れが強くなって いよいよ起きてドアを少し開けた。
娘は 残業で戻っていないが帰り道ではないだろうかとラジオのスイッチを入れ情報をチェック。「大丈夫そうだけれど…」と思いながらドアを閉めてまた眠りに落ちた。
明け方「今帰ったよ。会社で揺れて怖かったよぉ〜」と娘が帰宅。

夫は昨夜の地震騒ぎ 全く気がつかなかったそうだ。
そういえば 今朝のラジオで森本毅朗と遠藤泰子も 全く気がつかなかったと言っていたから 眠った時間にも拠るのかなと思ったりした。
施設入所していた人は ベットの柵にしがみついたと教えてくれた。


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