母のタイムスリップ日記
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2008年04月21日(月) お手伝い


朝 母の施設にチャリで走った。
約束の時間ぎりぎり。

母やフロアの方に 挨拶をして にこやかな笑みを返して戴いた。 
荷物を母の居室に置いて 担当するフロアに移動した。

「お母さんは元気?」と顔なじみの入所者の方から聞かれた。
「はい お蔭様で…」と返事をした。

朝食の済んだ人 まだ食事中の方といらした。
食事介助が必要な方もおいでなので 入所したばかりの方を視線に置きながら介助させて戴いた。

食事介助が少し難しい場面に入ると 視線も途切れる。
すると古くから居られる方が「あ〜」と声を出してくださり助けられた。
非常に危険と言う状態ではないのだが 出来る限り配慮して危険を回避の必要がある。

職員から 入所したばかりの方の健康上の留意点を教えていただく。
膀胱炎の前兆と思える状態であると言う事があった。

食事介助を終えて 入所したばかりの方のそばに行くと「トイレに行きたい」と言われた。
頻繁に訴えがあると昨日伺っていたので 気をそらすようにお話したりしていたが ヒステリックに話されるようになったので トイレに誘導してみた。すると きちんと排泄。尿はやはり にごり気味だった。

席に戻って直ぐ「横になりたい」と言われた。
「今は 食べたばかりですので 消化するまであとちょっと起きていらした方が体に良いかと思います」と伝えると了解してくれた。
が数分たつと「横になりたい」と言われる。
「もう少し…」と繰り返したら またオクターブ高い声で訴えるようになった。

「尿が濁っていたので 毒を出したほうが良いかと思いますので お茶を召し上がってから休まれた方が良いですね」と伝えたら「そうね」とお茶を飲んでくださった。

ベットに誘導したら 程なく深い眠りに入られた。
職員に「深く寝入っているんですよ」と伝えると 様子をみて「入所して初めて位に深く寝入っている。疲れが出てきたのかもしれませんね」と話されていた。30分位をめどに起こすことにした。
昼夜逆転は ご本人も辛くなるからである。

その間に他の入所者の方の整髪やトイレ誘導をし おしゃべりしたり テーブルを拭いたり…。

目覚めた時に排尿を訴えられたので誘導。
尿はやや綺麗になったけれど 少し汚れがあった。

食事まで 少し時間があるのでお散歩に誘ってみた。
「外は好きです」ということだったので 車椅子で外出。
施設のバスタオルを膝にかけた。
が昨日お話している時に「寒がり」だと感じたので 母の居室に立ち寄って 小型の毛布を持ち出し膝にかけて差し上げた。
風が少し強い事は 施設に向かってきた時に感じていた。

近くの公園は ソメイヨシノは葉桜となってしまったけれど 其の奥の八重が見ごろになっている筈である。
タンポポやイチハツの花をみては 喜ばれた。
八重桜の下で「このバラ桜 きれいですね」と。
…うん バラ桜良い命名だわ…と思ったが 口にはしなかった。

くるっと一回りが済んだ頃「そろそろ戻りましょうか」と自ら話された。
「そうですね」と返事して施設に戻った。

昼食の支度が始まっていた。
テーブルを拭いたり お手拭を置いたり 配膳したりのお手伝い。

お弁当を作ってきたが 食事も準備してくださったので ご飯を省いてご馳走になった。
その後 食事介助。
朝は 何処か頼りなげな食事の摂り方をなさっていたのだが 午後はしっかりなさっていらした。
汁物のみゆっくり介助させて戴いた。
朝は 離れた場所で見守りさせて頂いたが 昼食後は 直ぐ後ろに座していただき食事介助した。
その間 じっと座って こちらの様子を見守って下さっていた。
やはり 直ぐそばに介護者がいてくれる事が安心なのだろうと感じた。

介助が済んだ頃 トイレを訴えられたので誘導。
少しの濁りはあるが だんだん改善されていると感じた。
排泄後の痛みを 誘導の度にお聞きしたが 痛みはない様子だった。

水分補給も拒否なさらずにいたので それも良くなった理由だろう。

午後も「眠りたい」と言われたので 少しの間ベットに横になって頂く。
其の間に 食器洗いをさせて頂き テーブルも拭いた。

キッチンが片付く頃に目覚められたので 席に着いていただいた。
便秘の訴えがあったので トイレ誘導。
「どうして でないでしょうね」としきりに気になさって入らした。
「水分を多めに摂ると良いかも知れませんね」と伝えた。
後で 職員に確認すると昨日きちんと排出できていると言う事だった。

そうこうしている内に 職員の体制が整ったと言う事で お手伝いは放免して頂いた。

そこで 母のフロアに戻って 母のトイレ誘導や歯磨きをした。
機嫌は悪くなかったが どうにも眠そう。
母には珍しい事である。
そこで ソファーに座ってもらい 毛布をかけて眠っても良い体制になって貰った。
うとうとしては 目覚める状態だった。
おやつの準備が始まったので そう長い時間寝ることもないだろうし…と思って 施設を後にすることにした。

今日 お手伝いさせて戴きながら 感じ入る事があった。
それは 母も含めてお漏らしをしたら…という心配が常にあるということである。「オムツがあるから大丈夫ですよ」は 介護者の都合なのだ。
母を介護している時も 其の認識は持っていた。
時に オムツに頼る事も多かったから 今更ながら 反省。

排泄は 初期から 後半まで 其の時に応じた難しさがあるのだなぁ〜。

また お散歩も古くから入所なさっている方が 家で過ごされていたペースがあるので 慣れるまでは合わせてあげないと…と話され救われた。

職員に今日の様子を報告すると「排尿の間隔が結構短いようですね」とか「誰かが傍にいると穏やかな表情を見せてくれますね」とかを発見くださった。
ずっと 傍につきっきりと言うわけには行かないだろうけれど 工夫次第で不安解消ができるようになると判っていただけたら それだけで嬉しい。


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