母のタイムスリップ日記
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2008年04月15日(火) 通院


今日は 定期健診と誕生月健康診断の結果を聞くこともあって通院。
不評の後期高齢者の保険証初使用の日でもある。

後期高齢者という表現を良いとは思えないけれど 其の方式で言うなら母は 末期高齢者と呼ばれてしまうのではないのか…。
ほんとに 失礼な話である。

昨夕 介護仲間が「菜園の土が固いから掘り返してあげるけれど 何を植えるの?」とメールをくれた。
申し訳ないので 朝 畑に出て一緒に作業した。
土は 其のつど掘り返して石灰を撒き 肥料を入れてはいる。
「女性だから無理なんじゃないの」と言われたけれど 見ていると掘り返している深さは さほど変わらなかった。

其のことを伝えたら 腐葉土を入れないから固まってしまうのかも…と言われた。
お互いに通い介護なので 時間が来て「またあした」と切り上げた。

支度をして母の所に自転車で出かけた。
早昼飯ですっ飛んでいったら 母は食事中。
職員とバトンタッチして介助し全量摂取。
その後 歯磨き トイレ誘導 着替え。

排泄は やはりゆるめ。
職員は「昨日 1日出なかったです」と言う事だった。
「でも 今朝ミルクティーだったので それかも知れませんね」とも言っていた。難しい判断である。

施設を出てとことこ歩いてバス停へ向かった。
大きな道路を渡る時左折車があった。
停車してくれたのに 母も危ないと察知して立ち止まる。
「大丈夫よ」と再度歩き始めたが…。

実は 初期から中期にかけては 信号も車も見ないで道を渡っていた。
あの時「判らなくなったんだな」と思っていた。
でも そうではなかったのだろう。
心がむしゃくしゃして 本来判断できる事も出来なくなっていたということだったのだろうと最近は感じている。
それほどまでに 認知症初期から中期に掛けての本人の混乱は大きいのだろう。
今だって 混乱は起きているのだけれど…。

バス停でタクシーが来ればラッキーくらいに思っていたが バスがきた。
縁石近くにきちんと停車。
母の右足がバスの車体に乗ったので 手を引いてバスのほうに重心を移行させ両足がバスに入った。
手すりに掴まる手を離さなくて 座席に座るのに手間取った。
ようやく座ったのでミラー越しに運転手さんをみて「ありがとうございました」と一言。運転手さん にっこりしてドアを閉めて発車。
とても気持ちが良かった。
下りる時も きちんと縁石近くに停車してくれて無事降車できた。

次のバスが 生憎 ノンステップバスではなかった。
母は嫌がった。観て判ると言う事だろう。
幸い 運転見習い中のようで指導の方が着いていて 母の手を介助してくださった。下りる時も同様。

今日の行きの道は 何とかクリアできた。

診療所では 午後の診察まで暫くあるので椅子に座って待った。
待合室には この度の制度改正に関しての説明の張り紙がしてあった。
結構 曖昧なところがあって助かっていたものとしては いろいろ面倒になったものだと感じた。

母の機嫌少し下り坂。
隣で両手をしっかり握って座っていた。
おそらく 緩めのものがチビットのはず。
順番が来て診察。
医師が母の両手を引いて下さり 診察室へ。

検査結果は「大きく心配するところなし」と言う事で母と医師が握手。
血圧は 高かった。
これの原因は「お腹のゆるみに拠るものだと思う」と医師に伝えた。
医師も了解。

無事診察を終えて トイレ誘導。
やはり 想像通り。
パットを取替え 綺麗にして手洗いを済ませて薬局へ。
ここでも改正の余波が…。
お薬手帳が必要というのだ。
「必須ですか?」と問えば「義務です」と言われた。
張り紙をみると 手帳記入に場合料金がかかるようだ。
勿論 お薬手帳の意味はわかっている。
でもどういう薬か言える場合には 別に必要ないと感じた。
窓口でもめるのも面倒なので 今回は戴くことにした。

施設に戻っておやつとなると食事の時間に近くなるので 今日はケーキ屋さんに入った。
コーヒーブレイク。母にはプリンとコーヒー。

それから 外に出た。
まだ 歩きたい様子だったので 気の向くままに歩いた。疲れれば ベンチで一休み。
帰路はバスを諦めてタクシー。
これが難関だった。

どうして母は タクシーに乗るのを嫌がるんだろう。
帰るイメージがあるのかなぁ〜。
多少強引な介助をしてしまうこともあるからかなぁ〜。

乗車に難儀したので 降車時を想定して降り易い座り方になってもらった。おかげで 降車は割合スムースだった。
強引なことをした時は 母は怒る。
でも「ごめんね」と謝るとこくりと頷いてくれるのが救いである。

考えれば 初期の頃「ごめんね」と謝るって難しかった。
気持ちの何処かで心から謝れなかったように思う。

今月もバスを使って 通院できた。
移動に手間取ることって 母にとってどうなんだろうなぁ〜。
見守る側としては も少しの間公共の交通機関を利用できれば…と願うのだが…。


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