母のタイムスリップ日記
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昨夜 友人に「桜が咲いたね」とようやくメールを送信した。 返事がないので やきもきした。
昼少し前に返信が届いた。 「元気を取り戻しつつある。そのうち そっちに行けるかも…」というものだった。 すかさず 返信をした。 「きょう そっちに出かけてよいか?逢いたい」と。 直ぐに「いいよ」との返信。
畑に行って 少し収穫して 朝 庭の蕗を刈って 葉と茎をそれぞれ炊いた物と手作りのママレードを瓶に詰めて それらを持ってエッサカ ホイサカと電車を乗り継いで出かけた。
「お土産なし 身一つでこい」との事だったのだ。
お互いに逢う事を目標に立てて 逢えない儘 何年も過ぎてしまった。
こちらから出かけようとすると「体調悪し…逢いたくない」と言う事も幾度かあった。
おそらく母の満88歳のお祝いに来てくれたのが 最後の筈。 まる4年だわ♪ 電話での会話は無理になって メールだけが連絡手段。 家族と話そうとすれば あいつはきっと嫌がるだろうし…。
愛犬が玄関で「ワン」とほえて 私が着いたと感じてくれ戸を開ける前から「よく来てくれた」と言っていた。 お互い「ひさしぶり」と感激。 心配だったけれど 思ってたよりずっと元気そうで一安心できた。
彼女は 言葉を発して 私は言葉と筆談を交えて…。 昨年は キッチンに立って調理する事すら出来なくなる日も多かったのだ。
今日は 朝 パンを焼いたりしていたらしくご馳走になった。
一番下の高校生になった双子ちゃんは春休みで 出かけた先から戻ってきて逢えた。 突然の訪問だったので 二人とも「おばちゃん 久しぶり…」と驚いていた。今年から 社会人となったお嬢さんも仕事が終わって帰ってきて「わっ おばちゃん 久しぶりです」と驚いていた。
彼女が吐露した言葉が 耳にこびりついている。 うつ状態に陥って 元気そうに頑張ってる明るい人に出会うと殺意に似た気持ちが沸いてしまう。 昨今のニュースをみると その人の気持ちが何となく判るというのだった。 だから 私と逢って大変なことを口走ってしまうのではないかと怖くて逢えないと言う気持ちもあったと言うのだった。
「そんなこと百も承知のこっちでしょ。もう20年余の付き合いだよ」と言って あはははと笑ったら「全く 高笑いするんだから…」と言われた。
3時間近く過ごしてさよならした。 帰りは 駅までお嬢さんに送って貰いながらテクテク歩いた。 この子の生まれた時 彼女は入院した。 上の子と4人で我が家に遊びに来ていたんだ。 保育園にだって 子供たちが迎えに行っていたんだ。 其の子ももう社会人一年生だ。
彼女と一緒に桜を観る事は叶わなかったけれど 元気な彼女とコタツの中で庭の梨の花を眺めておしゃべりできて…幸せ気分になった。
「今日は 儲けたよ。ありがとう♪」と言ったら彼女も同じだと言っていた。
次は あいつが出かけてくる番だわ。 それより何より あいつが先におばあちゃんになる。 元気の元は…きっと 長女さんの出産なのかもしれない。 でかしたぞ「○ちゃん♪」
でもいっぱいおしゃべりした彼女は 今頃疲れているんじゃないかなぁ〜。 こっちは 元気もりもりとなったけれど…。
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