母のタイムスリップ日記
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2008年03月16日(日) 繰り出す!


母の所に向かう道すがら 自転車を止めて桜の木の下で見上げた。
つぼみが緑色になっていた。
はやっ!
気温が順調なら 今月末には咲きそうだ。

山椒の新芽 小さいながら芽が緑色を帯びてきた。
雪柳だって 白い花を咲かせている。
気温も景色も一気に春。

施設に着くと職員が「でてます」と報告くださった。
食後だったんじゃないかな?
母の表情がいまいち優れなくないので 痛みがあるのだろうことが想像できた。
残っているかなと思ってトイレに誘導してみたが 綺麗に終わったようだった。お腹に薄荷油を塗った。

歯磨きを済ませ 服を着替えて散歩に出ることにした。
前の公園の小山に久しぶりに登ってみた。
今日は 拒否はない。
小山の上を指差して登る意思を見せてくれた。
登り始めた時 後ろから声がした。

施設の職員が2人の入所者とお散歩にみえたのだ。
そこからは 3対2でお散歩をした。
梅の木の剪定をなさっている方が 気を利かせ剪定した河津桜の3枝ほど下さった。
昨日 紅白の梅の枝も戴いたそうだ。

母は 今年の冬 これまでよりもお散歩の回数が減っていた。
入所者は もっと少ない。
久しぶりに外に繰り出してもらったのだ。
「外はいいわね」と言っていた。
一緒にお散歩した方は 母よりも基礎体力があり足取りもしっかりしており話し言葉も良く出る。

母は どんどん疲れた表情になる。
休みたがっても「かえる」とは言わない。
足が痛いのだろうなと想像できる足取りなのだけれど…。
みんなで一時休息。
休息後 入所者の方は施設に戻られた
次に見えたのが 車椅子の方。
この方と後半のお散歩を一緒にした。
今度はお花屋さんの前を通った。
花屋さんの店先で 暫くお花を見せていただく。
その後更に歩いて休息。
そう歩いてないのだけれど 母の足取りが重いのだ。

休息後 また歩き始めて…公園の手前で別れた。
母は公園の石に座って休息。
疲れきった表情なので ここに着くまでの間に「おんぶするよ」と言っていたのだけれど「だいじょうぶ」と断わられた。

休息している時に「父の親友の所に今日届け物をしたよ」と伝えた。
すると 母の表情がニコニコ。
ふるさとの地名や教会の話が飛び出した。
それから 一気に表情が一変した。

施設前の空き地で筑紫を見つけた。
♪筑紫のようにすくすくと…♪と唄ったら 母は手でリズムを取り出してニコニコ。

お腹の痛みも治まったようで 機嫌もすっかり回復。
春の風は 母を優しく包んでくれたみたい。
入所者の方にとっても 良い気分転換になっただろう。
「もう 歩かなくともいいよ」と言う言葉も聴かれた。
すこしずつ外出の経験を積めれば 歩く意欲も生まれるだろうになぁ〜。

施設に戻って トイレ誘導後 おやつ。
少し汗ばんだので 水分は持参したものも加えて摂取。

その後 ホールに移動してみんなとテーブルを囲んだ。
母が人形に気を取られたので そうっと施設を後にした。
今日は 薄手のジャンバーも脱いで フードつきのトレーナーのみでも汗ばむ陽気だった。


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