母のタイムスリップ日記
DiaryINDEXpastwill


2008年02月27日(水) 明日の課題?


 どうしようかなと迷っている時の自分の心の奥底には「しないでもいいかな」と言う思いがある。

動かないための言い訳を次々と打ち消す。
そして小さな訳を見つけて 行動に移す。

情けない事だけれど それが私の現実。

介護が嫌とか母に会いたくないとかそういった理由ではないだけに 怠惰な自分と向き合う事となる。

今日も 「母のところに行くぞ」と自分のお尻に火をつけて出かけた。
向かい風で「やっぱ やめようかな」と逆戻りしそうになりながら…。

昨日 母に届けようと購入したものがあったので そのことだけを考えて…。

施設に着くと 玄関が施錠されており建物内に入れなかった。
まるで「来たくなら来なくていいのに…」と言われているような気にさえなった。かなり重症かも。
携帯で職員に連絡して 開けて頂く。

母は 笑顔で迎えてくれた。
居室に入って リハビリの準備。
オムツを整理して 母をトイレ誘導。
今日は空振り。

程なく昼食の時間となった。
昼過ぎに約束があるので テーブルに誘導し食事介助をちょっとだけ。
あとは職員にバトンタッチして 家に戻った。

資料の準備をして 地域のデイサービスの家族介護教室に出かけた。
介護仲間が 介護の体験を語るのである。
お嫁さんの立場から 夫の立場から 娘の立場から…それぞれの経験を伝えた。
聞き手は 介護が始まって間もない方が多かった。

デイの職員の方も交えて その後 介護に纏わるおはなし。
考えれば 母の介護が始まった時 介護者の話ではなく 介護に関わる医師と職員のお話で こちらは聞き手であった。
認知症と言う病をもっと知ろうと動き始めた時期でもあったのだと思う。

この数年で 本人や介護者発のお話を聞ける様になってきた。
残念なことに わが地域には未だ 本人発のお話を聞ける場所がないのが現状である。

介護教室が終わったら 別の場所で 認知症のネットワーク作りのため地域の方との打ち合わせ。
地域の方3名 地域包括 社協 役所の担当者等とあれこれお話をした。
時間をオーバーして 家に戻ったのは7時を回っていた。

地域の方は 認知症の方がどういう暮らしをなさっているかご存じない。デイサービスやグループホームで暮らす方々を訪問してみることになった。

それは さておき 地域の方の暮らす町でぼや騒ぎが起きたそうだ。
高齢者世帯。
近所の人が においであちこち探し回っていたそうだ。
そして においの元がわかり 消防車出動となったそうだ。
駆けつけると 高齢者のかたは 煙の充満する部屋で「もう消えました」とじっと座っていたそうで「なぜ 逃げないのか」と不思議に感じたそうである。
消防車は まだくすぶっているものを外に運び出して 消火作業なさったそうである。
地域の方は「命があってよかった」と安堵され
そして「危ないから 今度は 時折来るからね」と伝えたそうである。

地域包括が関わり始めているとお聞きした。

10年後 高齢者世帯はもっと増える…。
わが身にもいずれ押し寄せる課題である。


はな |MAILHomePage

My追加