母のタイムスリップ日記
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昨日 母の食事介助をしながら お隣に座っている方の食事の見守りもさせて頂いた。 完食出来ない方で 気がかりな方だ。
残っている副食を「もう少し 如何でしょうか?」と勧めたら「もうおなかいっぱいなのです」と言われた。 こういわれると 二の足を踏んでしまい無理を言えなくなる。
「これは スルッと入りますし消化もよいものですもの 召し上がってみませんか?」と昨日は 思い切って勧めてみた。 「え まあね」 「それじゃ 試しに一口」とスプーンに掬って差し上げた。 一口召し上がったので「嬉しいわ。召し上がらないでお出でだと 心配になってしまって…」と言葉を添えた。
「ふふふ あなた お上手ね。私より上手だわ」と言って笑われた。
この方は その昔 教職についておられた方である。 きっと あの手この手で 良かれと生徒たちにご指導なさった経験から 誘導具合に感じる所があったのだと思う。
実は 母にも似たような事を言われたことがある。 「あんたには 叶わない」とか「傷つけないように あれこれ気配りしてくれているのがわかる」とか…である。
手を読まれているのだけれど…「仕方ないかぁ〜」って感じで受け容れてくれたのだ。
いつも そう出来ていた訳ではない。 幾度も幾度も 母と衝突をした経験は 忘れようにも忘れられない。 でも それがあるから 少しは役に立てるようになっているのだけれど…。
今日は 午後母の所に出かけた。 排泄が気になっていたから。
職員も気になっていたようで 牛乳ゼリーを」昨夜のうちから作られたという事だった。 「何とか自力排泄できるように…母と踏ん張ってみます」と伝えた。
歯磨き後 トイレ誘導をした。 篭もる事1時間 無事排出できて一安心できた。 母も涙を零したり…「やめて」と言ったりで 切り上げようかと幾度か思った。
「どうするのかな」 「やめる?」とその度に確認してみると首を横に振るのだった。 時に マッサージが「気持ちいい」とさえ言う。
出したい気持ちは山々で 時折痛いけれど 排出したいと言う気持ちがある事だけは伝わってくるので 踏ん張ってもらった。 「私も出るまでお付き合いさせてもらうから 〇チャンもがんばってね」と幾度も声を掛けた。 出た時に 母は 深く頭を下げていた。 お腹をマッサージする私の腕を 幾度もそうっと撫でてくれた母でもあった。
職員に 便通のあった事を伝えると「良かったですね。ありがとうございます」と言われた。
今日は 山芋を摩り下ろした物を器に入れて差し入れた。 ぬめぬめとした物を食べていると 詰まっている苦しさが緩和さているように感じるのだ。 母は 言葉に出来ないからあくまでも こちらから見て感じるだけの事なのだが…。 これを 夕食に食べて貰って 次回に期待したいのである。 在宅でないだけに ささやかなチャレンジである。
お付き合いしながら あと1日待ったら自然に出なかったかなとも思う。 家で1対1なら 強行突破しないだろうな? この辺の選択 どうなんだろうなぁ〜。
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