母のタイムスリップ日記
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娘 最近 朝帰りが続いている。 不毛な仕事で嫌気がさしている日々である。 今朝も 6時頃帰宅。 マイカーは この2日間 家に戻っていない。タクシー帰りである。 戻ったら 転げるようにベットに潜り込んでいった。
夫は 娘と入れ替わるように 仕事に出て行った。 同じ家に住みながら 逢ってないんだよね。 夫は 娘のこと気にしているけれど 疲れて帰っているのが判るから声はかけない。
今日は 母の通院を予定していたが 午後に廻す事にして 会議に出向いた。みんな 予定がびっしりで お互いに調整しながらなので仕方がない。
娘 今日も仕事だし これじゃ起きられないだろう。 一応 出掛けに声をかけたけれど 心配なので子機を娘の部屋にそうっと置いて 家を出た。 携帯は着信音がセーブされているので起きない可能性があるから...。
電車で移動して乗り換えの時に 家に電話をして娘が起きているか確認。無事 起きていたようでホッとする。
会議を終えて 家に戻って遅めの昼食。 直ぐに母の所に向かう。 母は 表情が曇っていたので 直ぐにトイレ誘導。 出ました 細かったが普通量。 床に便が少し落ちていたので職員に排便の確認を取ったら「早朝に少量出ていたようです」とのことだった。 便をふき取って床を消毒しておいた。
それから 着替えをして「遊びに行きましょう」と母を誘う。 結構よい感じで外出できた。
今日の難題は バスの乗り換え。 最近 バスを使っていないので膝がカクッとならないかと不安。
バス停の前まで行ったら 丁度空車のタクシーと出会う。 急いで 手を上げてタクシーに乗り込んだ。 まだ 新米の運転手さんで 講習も受けたばかりという事で高齢者対応が良かった。 今時の新規の運転手さんは きちんとそういう講習を受けているんだと知った。
罹り付けの医師の診療所には 高齢の女性が数名。 母が初めてきたような表情でキョトキョトしていた。 母と私をニコニコと見守りながら 自分の親のお話をなさっていた。母の年齢が気になる様子だった。
程なく 診察室から医師が出てきて 母の両手を引いて診察室へ移動。母もニコニコしながら着いて行く。 建物は初めて見るような感じだったけれど 医師の顔は不思議と覚えていた。人の顔って 意外と記憶に残るんだね。
血圧を測るとき「何をするのですか」と一瞬 不穏モード。 「元気かなって 血圧を測るんだって」と伝えると納得してくれた。 不穏になるくらいなので やっぱり血圧は高めだった。
診察を終えて 薬局でお薬を頂いてから 家に戻って夕食か それとも外食かと迷う。 今晩 やっておきたい仕事があることを思い出して 外食に決めた。でも 最近は 用心のため施設の近くでしか外食していないのでちょっと不安。
この夏 何処にも連れて行けなかったので 今日はちょっと罪滅ぼしだわ!
バス停のそばまで行ったら丁度路線バスが停車。 ステップも無事上れて座席に座った。 後は 降りる時だけれど 終点だから最後に降りれば他の人に迷惑を掛けることもないわ。
5時少し前に着いた。 この間 お寿司食べ損ねたから 今日はすし屋さん。 メニューをみると ギリギリランチタイム。 場所が変われば 5時までランチタイムなんだね♪
寿司のコースとうなぎと土瓶蒸しのコースに決めた。 握りとチラシを量を控えてのセット。 茶碗蒸しを食べ始めたら 母の表情が緩んだ。 おやつを抜いたので きっとお腹がすいていたんだね。 チラシは母には無理そうなので私が食べた。 うなぎの方にも刺身がついていて うなぎと刺身とご飯を3分の1母に分けた。 向き合いながら 食事介助。 お客さんもまだ居ないので 気が楽に介助できた。 お吸い物にはもが入っていた。はもだけ取り出して食べてもらう。
土瓶蒸しは 母に上げた。 一口運ぶと更に母の顔が緩んだ。 嬉しいではないか。こんなに喜んでくれるなんて...。 握り寿司も満足そうに食べていた。
ちょっと困ったのが 椎茸。 小さな干ししいたけの煮物だけれど 噛み切のが大変そう。 味はお好みらしく 食べたい様子。 でも箸では 小さく出来ない。 少しずつ 食べてもらうしかなかった。 最後にお茶をたっぷり飲んで貰う。 お店を出て 少し休息をした。 前回は 食後スタスタ歩いて失敗したのだからなぁ〜。
休息後 タクシー乗り場へ。 思ったより待っている人がいて その間に母の不穏モードが始まった。乗り込む順番が来て先に乗ったら 母が外で拒否。 ♪行きはよいよい帰りはこわい♪である。 行きは すんなり乗れたのだけれど...。 タクシーを降りて 母を介助しようとしたら 後ろに待っていた人が手伝ってくれた。 年を重ねた程よいご婦人で ぶしつけでない程よい介助だった。 母を乗せてから 私が乗り込んだ。 この間 運転手さんは知らん振り。 降りる時 またおなじ事が起きる事が容易に想像できて冷や汗たらり。
施設前に着いた時「少し時間がかかるかもしれませんので ごめんなさい」と先に謝った。 すると 運転手さん 車から降りて 右側のドアを開けてくれ 降車の見守りをしてくれた。きっと渋々。 「時々 こうなるのです」と言い訳がましく話したが 同意もせず否定もせずで渋い表情だった。 でも 気持ちがあったと受け止め「ありがとうございました」とお礼を伝えた。
施設に着いてから 歯磨き トイレ誘導。 パジャマに着替えて 布団を敷いて ホールに移動。 母も落ち着いて来たので そうっと施設を後にした。
家に戻ったら 電話が鳴った。 ご近所の一人暮らしの方で「草取りしたら腰を痛めたので暇な時に 草取りして頂けますか」という事だった。 明日午前中に伺う事を約束して電話を切った。 出来る所まで 少しずつのお手伝いである。
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