母のタイムスリップ日記
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昼食の時は 割りににこやかだった。 天丼のご飯の量が 普段より多いのに しっかり食べた。 他の入所者を見ていても 天丼は好評で 皆「美味しい。おいしい」と召し上がっていた。 夏は うな丼 天丼なんかが食べやすいのかもしれない。 酢の物が嫌いでいつも残す方もとろろの酢の物は綺麗に召し上がっていた。 「わぁ〜い 珍しいね」と声をかけたら「つるつると美味しいんだもの」とニコニコ笑っていらした。
食後 1人の入所者の方が「あんみつ食べたい。お腹すいた」と言われた。 「あんみつね。いいですね。あとで買って来ましょう」と相槌を打つと「私のお財布から10円取って みんなの分も買ってきて頂戴」と言われる。 「何個買ってきましょうか?」「そうね 10個」 「はい もう少し涼しくなったら 買いに行ってきます」と返事するとニコニコ笑顔。 其のうち 車椅子でコックリコックリ居眠りなさっていた。 静かな 午後の風景である。
トイレ誘導に手間取っていたら 療法士さんが見えた。 療法士さんが 母を誘導してくださった。
母は 横になると直ぐに寝入ってしまった。 血圧を測ってもピクリともしない。 リハ中もちょこっと動いたが 体の向きを変えても眠った儘。 リハが終わっても眠り続けていた。
ホールに移動すると点滴で絶食中だった方が 食事を取り始めていた。 あまり口を開かないが 少しずつ召し上がっていた。
お昼に長く寝ると夜間目覚めるだろうと思って 母に声を掛けた。 2.3度声を掛け ようやく目覚めた。 「おかちゃん ここが...」と何かを訴える風な言葉だった。 「起きる?」と聞くと頷く。 タオルケットを畳んでいるうちにうつらうつら始める。 「おきようね」と声をかけて立ち上がってもらいトイレ誘導。
トイレでは 排泄あり。細いものだった。 その頃から腹痛が有るようで トイレから立ち上がろうとしない。 暫く トイレで奮闘。 お腹が痛むようなので わき腹やお腹に薄荷油を塗ってあげた。
其の後歯磨きをして お茶を飲んでもらった。 水分摂取は嫌がらないが 腹痛はつらそう。
母を椅子に座らせて トイレ掃除。 便座の下が酷く汚れていたので 排便がいつだったかを確認。 昨日 2回有ったと言うことだった。 昨日はご機嫌だった言われたが 一昨日は不機嫌だったのか? 強い下痢だったと思われるが その時もご機嫌だったのかなぁ〜。
断続的に腹痛があるようで 俯き加減の母だった。 外の暑さは 半端じゃないので お散歩は見送って 施設を後にした。
帰路は 銀行に立ち寄って振り込み。 施設の利用料の自動引き落としが出来ず ほんとに面倒。 先月 窓口で払い込んだら時間がかかった上手数料を取られた。 振込みの方が得策とわかって 2回に分けて振り込んだ。
昨日 今日と母の発する言葉は 理解不能が多い。 アブが飛んでいると言ったりした。 様子を見る限り 幻覚とか妄想とか言うたぐいのものではないように見える。また ひとつ階段をおりつつあるのかなとも思う。 でも 言葉が出ているわけだから 良いと考える事にした。 嘆いて見ても始まらない。
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