母のタイムスリップ日記
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2007年07月24日(火) まさか そんなことないよね。


久しぶりの青空に午前中は 洗濯機を数回 廻した。
昼ギリギリに 母の所に向かった。

母は ソファーで食事中だった。
職員が「今朝 股間節に痛みがあるようで起きなかったので 朝食は食べずに昼食前に起床しました」と言われた。
その後 「足の親指が最近打撲した様子があったので湿布してあります」との説明もあった。
「職員に心当たりを聞いたが 誰も判らないという事で 職員の居ないところで何かが起きたのだと思います」とも言われた。
「起床してからは 朝ほど辛そうな様子はありません」という事だった。

食べ終えて 母の手を見ると 片手の指の爪が黄色に染まっていた。
「どうしたんでしょうね?」と聞いて見ると 施設長が「私も今朝気が付きました」と言われた。これも職員には心当たりが無いという事だった。

食後 トイレ誘導の時立ち上がって貰ったが 腰が重い。
「やはり股関節かなぁ〜。でも一体どうしたと言うのだろう?」
歩き始めると股関節に痛みがあるようには見えなくて でも少し足を引きずる感じがあった。痛そうである。

トイレに入ると お腹をさすって辛そう。
排便の状態を職員に伺い 昨日出た事を確認。
一昨日 便秘4日目という事でマグラックス夕朝服用させてくださいと御願いしていたので それが効いたのだと思った。

昨日の排便があったので マグを含めアロエエキスも止めたそうだ。
効きすぎだったのだろうか?

腹痛は辛そうだったが 出ないので様子を見ることにした。
母の身体介助をしながら「何だか熱いな?」と感じたので 体温計を借りて検温。7度3分。
首筋や足の関節に触れると痛がるので 熱が上がる前触れのような感じがした。

足を見ようと靴下を脱がせたが 湿布してあり打撲の具合が見えなかった。
これを剥がせば 母は痛がるだろうから そうっと靴下を履かせた。

打撲と聞いた時には 整形外科に連れて行こうと思ったが この感じだと熱の方が心配になって 罹り付けの医師のところに通院することに決め 職員にもそう伝えた。
医療機関まで 送ってくれると職員は言ってくれた。

ゆっくりと着替えをしながら 爪も切った。
黄色に染まった爪は 使わない歯ブラシに練り歯磨きをつけて 少し擦って水で洗い流したら取れた。
濡れたタオルで拭いても変化はなかったので 取れないかと思ったので嬉しくなった。
表面に色が染み付いていたのだろう。  
でもどうして?こんなこと初めてである。

通院なので 外履きに替えようと思ったら 痛がって靴を履けなかった。
上履きは 柔らかなので大丈夫だったが 外履きは 打撲の足にはきついのだろうと思い片方は 上履きの儘通院する事にした。

座っているときは痛がらないが 歩くと「おかちゃん」を連発。
痛いところはどこかを確かめるが 全てに頷くので判断できなかった。
足だけは 確実に痛いと判る。

熱もあり打撲もあるので 家で様子を見ようかとも思うが 明日は訪問活動が朝一なのだ。
金曜日も予定が入っているし…。
「受けなければ良かった」と悔いるばかりである。
命に関るなら 休みも止むを得ないが…。自分の調子の良さに情けない思いがした。

診療所に着いて 程なく診察。
医師が湿布を剥がす時 母は「ばかぁ〜」と嫌がった。
でも勢いもないので 暴れる事はない。
湿布を剥いだら 真っ青になった親指の付け根が見えた。
これだけ青かったら さぞかし痛いだろう。

「歩行時に足を捻ったのでしょうかね」と聞くと 
医師は「それは有り得ない。この様子だと相当重いものが落ちたのでしょう」と言う。
施設に重いものなどない。

母は口も開かないので喉も見られなかった。
でも確実に熱が上がっている事だけは 判った。
内科的 外科的に処置していただき 薬も頂いて診療所を後にした。
こういう時 母の罹り付けの医師は助かる。
これで 内科と整形を廻ったら 母の疲労度は高まるばかりだからなぁ〜。

今回は 薬が多いので 錠剤は全て砕いて粉にして貰った。
薬局に頼めば 粉砕して貰える。

施設で排尿した時 少し臭っていた。 
また膀胱炎を起しても困るので 車に乗り込む前にミスドに寄って 飲み物を飲んで貰う。150ccほどとドーナツを半分。
夕食に響かないように…。
母は 熱が有るがドーナツを自分で持って食べ始め 飲み物も自力でストローで吸い始めているので ホッとした。
これなら 悪化するほどではない。体全体に熱感がある。

母は 通院後 少しずつ落ち着いてきた。
ただ 通院時使ったトイレは 使いにくかった。
ドアが内側に入り込むので 出る時は1度便座に座ってもらい足をずらしてドアを開けなければならなかったから。
障害者用のトイレさえあれば もう少し楽だったのになぁ〜。

タクシーに乗り込むときは 少し大変だった。
帰路は様子によっては 迎えに来てくれると言われたが 夕刻の忙しさを考えて自力で帰る事にしたのだ。

施設に戻って 診察のことや薬の事を職員に伝えた。

熱の原因は判らないが 先日の内装工事がストレスだったかなぁ〜とも話されていた。
他のフロアでも怪しげな様子の入所がいるという事だった。
工事は 少しストップして 変更しているという。

話しながら検温したら7度8分だった。
夕食が始まったので 母もフロアに移動して食事を始めた。
少し介助したが 食欲はある様子なので 職員にお任せして帰ることにした。

出来る事は 一応対応済みだし 食欲もあるので大事には到らないだろう。

認知症で言葉をなくしつつある人の身体的変化は いろんな方面から勘を働かせないと見えてこない事が多い。

最近の打撲という事で 一昨日の自分の動きも考えてみた。
弟はソファーでおやつ介助だった。
弟の帰った後 頭髪のドライシャンプーは 洗面台の前に立っていた。
母の足も洗った。
指で足指や底や甲を洗った。
その後 ガーゼを使って足指を1本1本洗った。
その時 いつものように足先に触れるのを痛がったが 特に大きな変化は見られなかった。
フロアに移動する時も引きずる足取りではなかったなぁ〜。

念のため 弟にも確認の電話を入れて聞いて見たが 心当りはなかった。

歩行…後退しなければ良いなぁ〜。きっと大丈夫信じるしかない。
気持ちの良い朝だったのになぁ〜。

そういえば 今日も母は職員にも医師にも私にも「ありがとう」と言っていた。
他の言葉は 意味不明だったけれど「ありがとう」だけは はっきり言っていた。
職員には 通院から戻って出迎えてくれた時 私には 爪を切って黄色の色を落とし終えた時 医師には診察の終えた時である。

今朝 施設長が午前中添い寝してくれたようだが…そういう事を時間を経ても思い出せているように感じた。
記憶泥棒と言うけれど…実際の所どの程度のものなんだろうなぁ〜。
こちらが「ありがとう」を誘導したのではない。自然に出ているのだ。
「ありがとう」って最近 良く耳にするなぁ〜。
まさか お迎えが近いなんて事ないよね!まさかね!


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