母のタイムスリップ日記
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2007年06月22日(金) 出来るんだね♪


 娘の出勤に合わせて家を出て母のところへ行く。
母は笑顔が多かった。
入所者の方の頭髪がカットされていて 昨日ご家族と出かけたんだなとわかった。
母もそろそろ美容院に連れて行かなくちゃ。
気になっているんだけれど 体調と睨めっこ状態。
母を連れて行かないと 自分も行き難いし…。

昨日の夜 家に連れて来ようかと思ったが 明日 明後日とイヴェントがあり無理だと気がついた。曜日の感覚が1日ずれていたのだ。
予定が混み合ってくるとこういう現象が起きる。
気持ちが焦るんだな。
 
連れ帰れないので  今日は外に連れ出そうと思った。
生協の荷受があるので 時間の制約があり遠くに行けない。
近くのすし屋さんまで出かけて見ることにした。
アロエエキスも切れそうだし ドラックストアにも行きたい。

雨の中 外に出た。
♪あめがあめがふっている きいて…♪と唄い出すと母が其の続きを唄い出せた。
久しぶりに唄えた。
「よっしゃ 今日は 雨の歌メドレーだぞ」と…。
♪あめ あめ ふれふれ かあさんが…♪ ♪じゃのめでおむかえ うれしいな…♪
これも唄えた。
この2曲を 繰り返し歌う。

「疲れない?」と聞くと「大丈夫」と母。
ドラックストアを一回りするまで 休息なしで歩けた。

向かい側にあるすし屋のランチタイムを狙って広い横断歩道を渡ると 暖簾はかかっているのにドアは開かなかった。残念だが仕方がない。
暖簾に背中を向けて また戻る。
施設の下にある料理屋さんしかないとテクテク歩き出す。
ところが母がだんだん前屈みになっていく。
やはり 歩く距離が長くなると辛いのかな?

お店に入ってテーブルに着くと母はテーブルに顔を突っ伏した。
かなり疲労してしまったのだろう。たいした距離ではなかったのだが 母にとっては辛い距離になったのかと思った。
体調を言葉で言えないので隣に座って「疲れたの?」と聞くと反応がない。
「歩いたものね。頑張ったものね」と背中をさすってみた。
「背中痛いかな?」と聞いて見た。母は頷く。
ふと「お腹は?」と聞くと これまた頷くのである。

食べる時には 最近 母の胃の調子がいつも気になっている。
今日も食べて嘔吐かなと少し不安が過った。
注文した後なのでキャンセルも出来ず 様子を見ながらボツボツ行くしかないと覚悟を決めた。母には優しくない判断なのだが仕方がない。

注文の品が届いたので おそるおそる母の口にお刺身を運んだ。
母はニッコリした。
でも 先日も苦痛な表情をしていなかったので 用心深く介助。
消化の悪い物は 避けて介助。
サラダも追加したら 自分で箸で運び出した。
お汁もちゃんと飲める。

「あとはたくさん」と言う表情だったので「お腹いっぱい?」と聞くと頷いたので終了。
メニューの4分の3は食べられたのでそれでよい事にして珈琲を飲んでもらう。

食べ終えてお店を出て「お腹まだ痛い?」と聞くと「少し」と言ってた。
ほんとは もうひと歩きしたい気持ちだったが 食べ終えたばかりなので無理はしないことにして施設に戻った。

真っ直ぐトイレに誘導。
「私に用はない」と言った風な表情だったが ちょっと呼び込んでみたら何となく臭った。
あれれ と思いながら座ってもらったら 既に排出済み。
「だいじょうぶ 大丈夫よ」と言いながら 洗浄した。
座ってからも排出。

そうか 気持ちが悪いとか疲れたではなくて こっちの方だったのかと安心した。
母の状態を探るのがだんだん難しくなってきているなぁ〜。

そうそう 今日の外出時も靴を目の前に置いて様子を見た。
自力で靴を履けた。その上 靴紐を結ぼうとしていた。
少し細く短いので 完全には出来なかったが それでも蝶結びは出来そうだ。出来なくなっている事が増えているのだが 残っている能力も探し出せたような気がして嬉しくなった。


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