母のタイムスリップ日記
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昨夜 1時少し前に 母をトイレに誘導した。 布団から起き上がるのだし 眠っていたので体のバランスが取れるまでは立ち上がっても動かないでじっとしてもらった。 落ち着いてから ゆっくりとトイレへ。 ジャーン! 成功でした。 母もニッコリです。 それから 布団に入ると直ぐにぐっすり眠った。 しかし 明け方は 私め 起きられなくてオムツへ…。 でも 漏れる事もなかった。 時間にしたら5時間くらいだ。起床時は トイレ誘導できたから…。
起床時は 頭がはっきりしないようだったが お茶を飲んだりしているうちにしっかりしてきた。ご飯もしっかり食べた。
雨なので洗濯は中止。 その代わり 朝湯。 浴室に誘導した時は「さむい」と面倒そうだった。 が湯船に入ると俄然 穏やかな笑顔になる。 湯船の中で洗髪した。最近はシャワーで流さない。 湯船近くに洗面器を運び お湯を貯めて タオルにお湯を含ませて洗い流すようにしている。幾度も幾度もお湯を変えて…。 ちょっと面倒だけれど 折角楽しみにしている入浴を嫌な経験にしてしまう事は避けたい。 洗髪後は浴槽で身体を洗う。昨夜も洗ったけれど もう一度。 嫌がる事は極力短くするので 回数で補うしかない。 最後はお湯を抜いてシャワーで流した。
風呂から上がって 髪を乾かしてから 私が風呂場で洗髪。 こちらは洋服を着たままなので汗びっしょり。 髪の毛をサッと流してから浴槽の掃除。 母はその様子をじっと見ていた。
それから ダイニングに戻って水分補給。 今日はフルーツ杏仁。昨日から 寒天ばかり食べさせているかな? でも飲んでばかりより良いだろうと思う。
昼食を摂り トイレ誘導。 うまい具合に 大も小も…だった。やったね!外出前で ほんとに良かった。 午後 バスに乗って通院。 定期検診日である。 バスを待っているとお隣のおばあちゃんと出会う。 「お母さんいらしてたのですね」から始まり「とても91歳には見えないですね」と驚かれた。ちょっとお世辞もあるでしょう。ただ 認知症になって10数年で未だに歩いてバスに乗るという事が若く見えるのだろう。
診療所に着いて 医師の姿を見た時 私服だったのに「あのお医者さん 見たことあるよ」と言ったのには驚いた。 この所 医師に対しても無表情が多かっただけに嬉しかった。 血圧が程よかった。家に泊まった事を知った医師は 「だからだな。〇ちゃん 家にいたい 帰りたくないって 暴れろ」と母にけしかけていた。 医師も状況を良くご存知なので… 母も含めて笑った。 健康診断の数値で良くない所もあったが 体調で違うので神経質にならないでよいと言われた。「別の医者なら ちと良くないからと言う所だと思う」とも言われた。 ちと 様子見と言ったところだ。
薬を頂き トイレ誘導。小がしっかり出た。母と固い握手。 家を出る時には 雨が降っていなかったが 診察を終えて外に出ると本降りだった。 タクシーに乗って 施設に戻った。
母は 私のうちを「家」と感じるようになった。 ひところは 何処にいても生家が家と思い込んでいたのだ。 家がいいらしい。
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