母のタイムスリップ日記
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2007年04月04日(水) 温泉へ


昨夜は遅くまで今日の準備をしていた。
朝 五目おにぎりとたらこおにぎりを作って 家族の朝食やお弁当にして さっと施設に向かった。
母はトイレ誘導中で職員とバトンタッチ。
ギリギリまでかかったけれど 無事排出し 良いスタートを切れた。

施設からは職員2名 家族2名 入所者4名 他運転手さん(大元の施設から応援部隊)
車は2台である。

天気予報に寄れば 午後雨が降るという事だが 行きの道はまぁまぁのお天気。
母も外の景色を眺めて 看板やポスターの文字を声に出して読んでいた。
同じフロアの入所者は 母と同じ要介護4の認知症。
他の方は 軽い認知症の症状がある程度。
結構記憶がしっかりしている。10年前位の母かなぁ。
でも人に悪態をつくことなくマイペースな方たち。

休息なしで 予定時刻よりちょっと早めに目的地に着いた。
先ずは 温泉入浴。
皆がちゃちゃっと着替えて浴室に入っていくが 母は入浴拒否のストライキ。
浴室を見せてもくるりと後ろ向きになって脱衣室に戻る。
幾度か この儀式を繰り返して ようやく浴室に入れた。

シャワーを浴びて大きな湯船に入った。
が 浴槽に座る事を拒否。
浴室は1番上の階で 桜色に染まった景色が展望できるのだが 母はそれどころではなかった。
もともと 用心深い母なのだ。だから確実に安定できる状態を求めているのだ。 
安定した体勢が取れるように誘導した。
こちらが力を入れると母は嫌がる。
ゆっくりと対応しているつもりだが 母はそれよりも更にスローダウンを求めている。
湯船から上がって 身体を洗う。
ナイロンタオルを持参してきたので それを使って洗った。
先日 2日続けて入浴しているので 大分綺麗である。
身体を洗った後 洗髪をした。
家の入浴みたいに湯船の端を利用してなんて出来ない。
嫌がらない範囲でシャワーで流して 時に強行突破しタオルで顔を拭いて「ごめんなさい」と謝って…の繰り返しで何とか洗い終えた。
身体は冷え切ったりしてないが 折角来た温泉。
1度浸かっただけでは勿体無くて 再度湯船に誘導。
最初は手すりのある所から入ったが 恐怖心を感じる前に…と壁際から介助して入浴を試みた。2度目なので きっと母の頭に何かしらの準備が出来ているみたいに 嫌がることなく入浴できた。

その後 場所を変えて昼食。
それぞれ好きな膳を選んで食べた。
母の食事は 全介助に近かった。それでも 全量摂取。
母には 車中にもいろいろ食べたり飲んだりして貰っている。
それでも しっかり食べ終える事が出来た。
お店は 眺めの良い方が大きなガラスの窓があった。
窓枠を額縁に見立てると そこに程よく桜の枝が入り込む。
メジロが数羽 その枝先で花と戯れていた。
春爛漫と言いたい所だが 雨脚が強まりその内にアラレが降って来た。
お花見にアラレとは そうそう有る事ではないので じっくりと見入った。

気温が下がって 散策どころではないので 帰路に着いた。
道路も酷い混雑もなくて良かった。
行きの道も帰りの道も 桜のトンネルのある場所をコースに入れてくださった。
母は後部座席なので前方を見る事は稀ではあったのだが…。

時折 ご機嫌は悪くなるが 直ぐに治る。
母の機嫌は お腹の調子が悪い時には 良くない事が多い。
今日は スタートが良くて終始ご機嫌だった。


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