母のタイムスリップ日記
DiaryINDEX|past|will
| 2007年03月10日(土) |
便秘の話 これまでの事 |
昨日のお散歩の折 便秘解消のためと思い いつもより早いペースで歩いて貰った。 公園の小山上り下りも 斜面を長く使って結構早足で...。 母が少し辛そうだったので「疲れる?」と聞いたらコックリ頷いた。 母の胸に手を当てたら 心臓がコトコト早鳴りしていた。 こりゃ 無理は良くないと思い 普通のペースに戻した。 そして 途中ゆっくりと休息をとったのだった。
以前なら「息が切れるよ」とはぁ〜はぁ〜と息を弾ませたので 状態も良く見えたが 今は 言葉がない分注意しないといけない。 距離にしても 大したこともないのだが それは こちらの観測であって母には大変なことなのだと再認識。
さて 結果としては 多少の排便はあったものの 便秘解消には到ってないことを受け止めながら帰宅。 でも 母も出したいと言う気持ちがあるのだということだけは判った。
帰宅途中 スーパーで買い物。 そこで 生のアロエを1本購入した。 職員からは アロエエキスを全部飲みきったと報告は受けていた。 この便秘 やはりアロエエキスを補充してないからだろうかとも思ったが.。 あと少し 様子を見たかった。 でも 気になるのでとりあえず生のアロエを手にしたのだった。
今日 施設に電話して排便の有無を確認した。 今朝 座薬の便秘薬をさしたが空振りの様子だという事だった。 「午後に伺います」と受話器を置いた。
アロエの皮を剥いて一口大にカット。 他にうるいの煮物とカスピ海ヨーグルトを持参した。 施設に着くと母はニコニコとソファーに座っていた。 ちょっと臭う。 「これは...」と急いでトイレ誘導。 既に大きな物を背負っていた。 ゆっくりと洗い流してパンツを替えた。
それから いつものようにお腹をマッサージして残りも出してもらう。 「おちたよ」と母は言う。 「良かったね」というと軽く頷き固い握手。
何とか便秘も解消! トイレから出た時ホールで大きな声がした。 母は何事かとドアに手をかけて出ようとした。 「大丈夫だから 先に手を洗いましょ」と声をかけた。 ドアを開いて怒鳴られたと思われる入所者を呼び入れた。 「どうぞ お入りください」と。 「いえね ちょっと抜けさせて頂こうと思いましてね」 「ここは 抜けられませんが 眺めは良いですからご覧になっていってください」と声をかけた。 手を洗っている母をみて「この方 良い先生だから あなた安心ね」と声を掛け 更に「ありがとう。この方に良くして下さっておいでね」と私に声をかけてくれた。
さっきの大きな声は この方が 母の部屋に入ろうとしたので注意しようと他の認知症でない入所者が声を荒げたのだった。 職員でもないのに 認知症の人を監督している風で これが認知症の入所者に 悪影響を及ぼしている。 認知症の人たちは 嫌だと思っているのだが 理屈で反論できないから この方の天下なのである。
入所者はいろんな方がお出でなので 対応するのも苦慮する。 「認知症だから あれこれ言わないで」と言えば 今度はこの方がフラストレーションに陥る。 だから ムッとはするけれど その時には怒りを向けないで置く。 落ち着いている時に 認知症の病についてゆっくりと説明するようにしている。
暫くして 職員が見えた。 母の排便の状況を伝えて 安心して頂く。 職員も気が気ではなかった様子だったと言う。 そして「お聞きになりましたか?」と聞かれた。 「何も...」と返事したら。
2日ほど前 さっき声を荒げた入所者が 面会に見えた他のご家族に あれこれ言ったらしく ご家族がすっかり怒ってしまったらしい。 ご家族は 散歩から戻ったばかりなのに 直ぐにまた外へとお散歩に出かけられてしまったそうだ。 かなりご立腹の御様子だったらしい。 「判りました。今日 面会にお見えになると思うので お話してみます」と伝えた。
夕刻 ご家族が見えたので ちょこっとお話した。 家の母も他の入所者も戸惑う場面を幾度も見てきたこと。 そういう時には 出来る限り母の居室に批難させていることを伝えた。 また 昨日は職員がうまくオムツ換え成功の場面も見た。 すこしずつ 落ち着いておいでのように感じる。 また ご家族の入所者は 母や他の方に対して優しくフォローなさる事も多く 感謝していることも伝えた。 ご家族は ホッとなさった御様子で「あの方は 頭がしっかりなさっておいでですからね」と苦笑されていた。
自分の家族がケチョンケチョンに言われたら やはりムッとしてしまうだろう。離れて過ごしているので 余計に不安になるだろう。 力ずくの行為は出来ない方だが...。
施設としては フロアの入れ替えも考えてみたが 他のフロアにも問題があって 新たな火種が生まれる危惧も有る様子だった。
ほんとは 職員を増やすかボランティアを置いてくださると大分緩和すると思うのだが...簡単では ない様子だ。
さて 便秘の話に戻るが 母は 今 マグラックス200を朝夕に1錠ずつ服用。 そしてこれまで キダチアロエエキスを朝夕に飲んでいた。 この1週間はキダチアロエを飲んでいない。
一週間の便秘でも カチカチではなくやや水分量のあるコロンとした状態だったので マグラックスは効いているという事を職員と確認した。 今日 初めて生のアロエを運んだが これは とてもヌルヌルとしていた。 皮を剥いたせいか 苦味は少ない。 便秘が続くなら これを一気に食べさせようと思ったが 便通があったので2日くらいに分けて食べさせてもらう事にした。 ちょっと 様子見と言う所である。
マグラックスは 昨年から使い始めた。 最初は マグラックスもこの上のランクを使ったが 便が緩くなる傾向にあったので200に医師が変えた。 マグラックスを使いだして また足のむくみが出てきたようにも感じている。
これまでは 出来る限り食べ物と水分補給とお散歩で対応してきた。 嘔吐が起きるようになり いきむ事もこれまでみたいに出来なくなってきた。出来る限り薬に頼らないようにと思うが 母の年齢と病を考えると止むを得ないだろうと思っている。 認知症暦 15.6年。 間もなく91歳である。
|