母のタイムスリップ日記
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| 2007年01月27日(土) |
私も外出します... |
「今日は 桜の花が咲く頃の陽気になるんだってよ。ばあさんのお散歩日和だぞ」と一言残して夫は仕事に出かけた。
支度して外に出るとやっぱり暖かい。 排便の状態で行き先を決めようと思っていた。 行き先候補地も頭の中に2.3作っておいた。
母は特に機嫌も悪そうではない。 「お部屋に行くよ」と言って両手を取って立ち上がって貰った。 身は結構軽そうである。 考えれば ハードなお散歩をして 暫くすると腰が軽くなる傾向があるように思う。気になるので これから気をつけてみてみようと思う。
排便は4日無いという事だ。 トイレ誘導して様子を見るが 腹痛もなさそうで便もまだ出そうもない雰囲気だ。さてと家に戻って何とかして見ようかと思う。
居室をみると 汚れが目に付く。 衣類もちょっと乱雑。汚れている物も混じっている。 これじゃ無理だわと思い 「近くのコインランドリーに行き 後は美容院で洗髪だわ」と考え直した。 袋に衣類を詰めてコインランドリーへ。
洗濯機にコインを入れて始動させてから美容院にゴー。 けれど 美容院は生憎満席。 「ちょっと待って貰えれば...」と言われたが 時間の余裕が無いので断念。 その足でドラックストアに向かい 買い物。 母に「大丈夫?」と聞くと「あんたと一緒なら...」と言う。 ついつい 聞いてしまう。 「私は誰?」母は 考え込んでしまった。 即座に自分の名前を名乗ったが「違う」と言われてしまった! 聞くんじゃなかったわ! 懲りもせず 同じ過ちを繰り返してしまうんだなぁ〜。
意識の中では 認識できなくともいいと思っているんだけれど...。 「あんたと一緒なら...」なんて言われるとつい「判っているんかいなぁ〜」って思ってしまう...。
買い物を済ませ コンビニに立ち寄って飲み物を購入しコインランドリーへ戻った。 丁度洗濯も終わったようで お次は乾燥機。 乾くのを待つ間 おやつにした。 幸いコインランドリーには 手洗い場があるので手を洗って 持参したおやつを食べる。飲み物も...。
人が出入りする度にじっと見入る。 それでも お饅頭やら切りさんしょうやらを食べていた。
洗濯物が乾いて取り出していると自分の物と判るようで 手で撫でていた。 傍らで畳んで袋に入れた。 その袋を大事そうにしっかり持っていた。
コインランドリーを出て お散歩を続けた。 勿論 いつものごとく歌を唄って。 公園のベンチに腰掛けて 爪切りと点眼薬を点した。 手の爪が気になっていたのだ。それに目もちょっと目やにが目立つ。 点眼を母は嫌がったが強行した。 その代わり 終わってからきちんと説明して「無理してごめんね」と謝った。今日は「いいよ いいよ」と言ってくれた。 瞬間が嫌なんだろう。
それから 小山を上って施設に戻った。
駐車場で 入所者とご主人が出られるところに遭遇。 寒い時期なので この所ドライブが多い様子だ。 「行ってらっしゃい」と声をかけると「いつもね ありがとう。行ってくるね」と入所者が返事してくれた。
母と散歩に出る時 いつもは「行ってらっしゃい」と見送ってくれる方なのに「私も外に出ますので...」とエレベーターの前まで入らした。 母と3人でもこちらは良いのだが 危険回避のため 施設側からは 認められてない。 職員に名前を呼んで貰って中に入って貰い すり抜けたのだった。
居室に戻って トイレ誘導。排尿誘導は 今日もばっちり。 但し 排便は空振り。 でもいきむ事だけは やって貰った。
夕暮れ時になったので 施設を後にした。
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