母のタイムスリップ日記
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2007年01月12日(金) 黄色の花


忘れない内にと朝 歯医者の予約を取った。
やはり直ぐは無理で 火曜日となった。
月曜日もあったのだが 頼まれている事があって無理だった。
ていうか「私何やってんだ!」と自責の念が湧く。

母の所に出かけた。
母は私をみるとニコニコ。機嫌は良いみたい。入れ歯 装着していた。
おそらく昨日 入浴したのだろう シャンプーの良い匂いがしていた。

直ぐに外に出ようかと思ったが ウロウロが目立つのでみんなと遊ぶ事を優先。古いカレンダーを出して母の隣に座した。
カレンダーの数字を切り取り易いように線を縦横に線を引いた。
鋏が使えそうな人に 数字の切り取りを御願いした。
少しずれるけれど そんなのは愛嬌だ。
自慢じゃないが 母なんかもうそういう作業は認識できないのだから。

切り取っている内にどうやら飽きてきたようである。
周囲では 何が始まるのかと興味深々で見守り組みがいる。
切り取った数字を順繰りに並べてもらった。
これも成功。
でも長くは続かなかった。
と言うのも 私は 放置されたカレンダーの切り取り作業をしていて一緒に遊ぶ事が出来なかったのだ。

4ヶ月分の数字を切り出した。
これから 遊ぶ時一斉に使えれば何とかなると思うから。

ついでに 睦月 葉月 如月等の文字も切り抜いた。
月を表示する大きな数字も切り抜いた。
英語の表記も切り抜いた。

それをダンボールの板に不連続に並べて 合わせて貰う事にした。
取り敢えずは 遊びの準備。

次に小さな折紙にひらがなを一文字ずつ書いた。
個々の名前のひらがなである。
時に順番を変えてへんてこな名前にして「違うよ」と言う言葉を引き出して見たかった。
ふと思いついて 折紙を2枚一組にして
  衣食足りて   礼節を知る     
  論より    証拠 
等と文字を書き込んで バラバラにテーブルに置いた。
どちらかを読むと 関連の言葉を思い出してひとつにセットできるようにした。こんな風にして みんなと遊んだ。

これから 少しずつみんなと遊んでみようと思う。
今日は 下準備。

この間 職員は入浴介助や散髪なさっていた。

おやつの時間となり中断。
おやつ後は 母とお散歩に出た。

外は少し寒いけれど 母は嫌がらずに歩いた。
♪ギンギンギラギラ 夕日が沈む ギンギンギラギラ 日が沈む♪
母が最初に声を出したのは 夕日が沈む 日が沈む だった。
2度目に歌う時は フルで歌えた。
久しぶりでフルの歌詞だった。
音程は かなり悪くお念仏に近いのだが リズムは正しかった。

「上手だわ」と言うと「そんなことない」ときっぱり言う。
あまりにきっぱりと言うので 絶句してしまった。
「でも ちゃんと唄えて嬉しかったわ」と言うと頷いていた。

お散歩の時 十字路になる度に戻ろうとした。
久しぶりのお散歩なのでくたびれてしまったかもしれない。
帰路にバスを見ると「乗るのか」と言う。
家に戻る時や遊びに出かける時のイメージがあるんだろうと想像した。
「今日は乗らないのよ」と言うと ふうんと言う返事だった。
空き地には ロウバイが花開き ミツマタの蕾もみつけた。
「わぁい」と母。春を見つけた気分になった。
春の最初は 黄色の花が多いかな?  


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