母のタイムスリップ日記
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| 2006年11月08日(水) |
母あればこその出会い |
今日はリハビリ。 昼食の時間に滑り込んだ。 母は 少し不安げな表情で食事していた。 今日は 施設に清掃業者さんが入っての掃除日なので 他のフロアの方も一緒の食事でホールは満員。 そのせいもあったのかも知れない。
途中で自分用のサンドイッチを購入(母も食べたがるかも…と思い2個購入)したので隣に座して サンドイッチを広げた。 「食べる?」と聞くと頷くので 1個を半分にして母に渡した。 隣で食べている方もパンが好きなのは知っているので 母の半分を渡した。 職員が介助していたが ここは 私が介助できるからと2人を担当。 自分の口にもサンドイッチを運びながら 3人で食事。 施設の食事は 少し残したが 2人とも定量摂取できた。
食後は 居室に誘導し 歯磨きやトイレ誘導。 少し寒そうなので 暖かい物に着替えた。
その後清掃しやすいように 室内のものをベランダに出した。 埃も目立つので 箒を借りて埃を払った。
療法士さんが見えたので リハが始まる。 今日は 身を起こす事もなく静かにリハを受けていた。
リハが終了して外出する事にした。 ほんとは 他のフロアの方が見えるので 一緒に遊ぼうかとも思ったが 抜けるような青空に誘われた格好である。
何処に行くという予定もなかったが 買い物があるので出かけてみることにした。 バスに乗って駅まで。それから電車に乗り換える。
改札に入って 階段を上ろうとしている時通りすがりの人が「エレベーターありますよ」と声をかけてくださった。 一瞬 返答に詰まった。 知っているからである。 「ありがとうございます。リハビリを兼ねて階段を使って見ます」と階段を登り始め ようやく上に着いた時 声をかけてくださった方が 後方からずっと見守ってくれていた事を知る。 「私もね介護したことがあるから 他人事ではなくてね。そんなに頑張ると腰に来るよ。腰は突然来るからね。大事にしてよ」と声をかけてくださった。「ありがとうございます」とお礼をいった。 確かに 母の歩行具合や介助の具合は 階段を上るのは無理に見えるだろうと思う。
電車をひとつ見送ってホームのベンチに座った。 隣に座っている方は さっき声をかけられている時に ニコニコとなさって通り過ぎた方だった。 母に電車の行き先を読ませていると「そうやって話す事が大事なのですね」と声をかけてきた。 ニコニコと笑顔を返すと「お母様?いくつ?」 「90さいです」と言うと「自分の親も大正5年生まれなの。歩けないのよ。 自分の事は自分で出来てしっかりしているから これで良いともうようにしているの」と話された。
母と一緒の移動だと知らない人から声を掛けられることが多いな。 みんな 背負っているものがあるんだなと思う。 母有ればこその温かな出会いである。
母に出かける先を行った時 キランと目が光った。 今日は 記憶がはっきりしているのだろう。 お店で 必要な物を買って途中でジェラードとフレッシュジュースを飲む。
用を足して 帰路の電車に乗り込み バスに乗って施設に戻った。 が施設のお掃除は済んでいなかった。
母は外出で気分転換出来ているけれど…1日施設で過ごしている入所者はかなりお疲れモードだった。
掃除が終わる少し前に 居室に入らせて貰って ヴェランダに出したものを室内に取り込み 洗濯物を持って帰路についた。
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