母のタイムスリップ日記
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2006年10月11日(水) もうひとつの道


 リハはお休みなんだけれど 食事の様子を見ておきたかった。
コンブ水を作り 取り出した根昆布を身欠きにしんと一緒に煮た。
コンブ水と昆布の煮物を持って出かけた。

昼食より少し早めで 他の人の様子を見ながら過ごした。
母はニコニコの笑顔。
母と手を繋いでいると「親子っていいわね」と〇さん。
〇さんの記憶に 母の子供と言う認識が出来て 職員との違うという事がインプットされているようだ。
直ぐ前の事は 綺麗さっぱり忘れてしまう〇さんなんだけれど 関係なんかは記憶に残る様子だ。
そこが 認知症の不思議な所だ。
人の事は ほんとに良く覚えている。
母もそうだ。
時折 この記憶も怪しくなるが それでも体験した事の記憶より 人の方がきちんと把握されるものだと感じる。

感情的な事が何時までも残る…という事と関係あるのだろうなぁ〜。

〇さんが 何気なく唄った歌に母が続いて唄えた。
それも はっきりと。
〇さん 「良かったですね」とニッコリ。
人を思いやる心は 豊かである。

居室に入ってトイレ誘導。
その後 整髪した。
それから 全身清浄液で耳の後ろや首筋を拭いてあげた。
気持ち良さそうにジッとしていた。
最後に歯磨きをした。

程なくして昼食。
今日もお粥さんだった。肉は刻みで解禁。
途中で 職員がおにぎりを作って下さったので 刻みである事以外は普通食に戻れた。
自力で食べる部分も出てきてほぼ復帰と思われるが…時折げっぷが上がるとひやりとしてしまう。
嘔吐する前なら 何も気にしなかったのに…やはり神経質になっているんだと思った。
心の内側は もっと早い時期に普通食でよいのに…と思っているのだが…。
気持ちがシーソーゲームしているという事なのだろう。
でも 前向きに当たっていくしかない。

時間はかかったが 全量摂取。
暫く休息してから お散歩に出ることにした。

外の景色が母に語りかける。
バラの花が 蕾だったり 開いていたりを眺めて「どちらも それぞれ綺麗だよね」と話した母。
手の届かない風景よりも 目の前の草花が言葉を引き出してくれる。

休息を入れて 30分ほど歩いて施設に戻った。

一昨日ほどの疲れはない様子だった。

コンブ水を飲んで貰う。
初物の母の反応は「飲みたくない」風。
コンブ水に 砂糖とレモンを入れたのだが…。

今回は トロトロコンブ水にならなかった。
だから 今夜 根昆布を別のものに変えて再チャレンジ。
ほんとは メカブを食べさせたい所だけれど これこそ消化が良くないのでやめておいた。

明日は 再通院。
もう 凄い緊迫感は消えており 普通なら様子見をしても大丈夫だろうと今日感じた。
ただ 経過観察を報告して再診して貰う事で 次回何か起きた時に対応して貰う為の道作りの準備見たいなもの。
昨年の暮れ近くと今回の嘔吐とを考えると そうしておいた方が安心できそうな気がするのだ。

今日は 介護仲間と約束していたのに 忘れてしまっていた。
出かけには 覚えていて電話番号をチェックしていたのに…。
母の所で過ごしているうちに抜け落ちてしまった(ため息)


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