母のタイムスリップ日記
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2006年10月09日(月) 突然にまともな質問

 昼食に間に合うように施設に向かう。
途中 胡麻豆腐2種と豆腐を購入した。

施設の昼食は サンドイッチとハンバーグ 野菜スープ 果物。
母には パン粥だった。ハンバーグはない。
昨日運んだ芋煮と胡麻豆腐。
それでも 途中で職員が卵サンドを2切れ運んで来てくれた。
母はサンドイッチを手にして自分で食べていた。
芋煮の里芋を口に運んであげると「?」と言う表情をする。
昨日もそうだった。
それが怖いのである。
固形物を食べなくなってしまいそうで…。
認知症は思わぬ所に落とし穴があるから…。
それでも 全量摂取できた。

食後「薬の投与御願いできますか?」と言われたので「はい」と受けた。
最初は 薬のパックそのままを渡されそうになった。
「錠剤のままですか?」と聞くと「混ぜてきます」と粉にして持ってきてくれた。
「胃腸薬が独特で飲み込んでくれないので…」と昨日 砂糖を混ぜて服薬させてくれていたのだ。それでも ペッと出してしまうと言われていた。

職員によって その配慮は様々なのだと思った。

少し時間を置いてから 別の職員にお砂糖を貰い小さな器も貸して頂く。
器で混ぜて 服用させた。
食事の方針と服薬とのギャップを感じた。

ソファーに腰を下ろしていると〇さんが傍にいらした。
顔面が白っぽくなっている。
「お風呂に入らないせいかな。でもこれまでこんな事なかったな」と考えているうちに 練り歯磨きの臭いを感じた。一瞬 歯磨きなさったのだなと思ったけれど ハッとした。
洗面台に向かいファンデーション変わりに歯磨きチューブを絞ったのだのだろう。
幸い その事をおかしがるような入所者は居なかったので 職員に告げた。
職員は 洗面台に行って 歯磨きチューブを確認し 〇さんを誘導して顔を洗って貰ったようだ。
そういえば 今日は首に木のビーズのネックレスをかけておめかししていた。〇さん おしゃれモードの日だったのだろう。
ひょっとしたら フャンデーションや口紅を渡したらきっとお化粧できるのじゃないのかなと職員と話題になった。
そこから入浴に導入できないかな?

他愛もない騒ぎの後 母を連れてちょこっと散歩に出ようと支度した。
お散歩は 数日振り。
「オイッチ ニィ サン シィ♪ オイッチ ニィ サン シィ♪」
と歩き始めると 膝を上げてしっかり歩きはじめた。
「オイッチ ニィ サン ゴォ〜」と母。それも笑いながらである。
今日は一本取られた。この手の冗談は久々である。

疲れると悪いので「戻ろうか」と言うと「まだ」と言うのでまた歩き出した。大通りを走る車を指して「あれ いくらかな」と言う。
突然のまともな質問に絶句。
「う〜ん 180万位かな?」「ほう〜そんなに」と目を丸くした。
車の値段を聞くなんて これまで1度たりともなかったのに…不思議だった。
それも その後の返答からも明らかに値段を聞いたと判ったし「180万」という金額も理解していたと感じた。

お店に入りたそうにしていたので ドラックストアに入ってテッシュボックスを購入してお店を出た。
通り向こうで稲刈りをしていたので見につれて行こうかと思ったが 疲れが見えたので施設へ戻る事にした。

大分疲れた様子であり 結構暑かったので ストックしてあるポカリをコップ1杯で水分補給。

同じフロアのご家族が面会に見えているようで声が聴こえた。
ちょっとだけお話して 今日は先に帰る事にした。

通院時に頂いたお薬が まだ有るという事だったので もう一度お薬を貰う事を確認して帰宅。

帰路 買い物に寄った店で 母に秋用の薄手のジャンバーとウールのセーターを購入。
また 娘から「自分の物買いなさい」って言われるかなぁ〜。




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