母のタイムスリップ日記
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2006年09月19日(火) 奮闘!


母の所に行く。
玄関ドアに鍵がかかっていて 入り口に〇さんが立っていた。
「上の鍵を開けてもらえますか?」とゼスチャーで御願いすると ちゃんと開けて下さった。
大概 オープンになっているのだが 〇さんが閉じてしまわれたのだろう。
〇さんは いつも玄関の下駄箱の整理をしてくれる。
とても丁寧に整理してくださるが 名前と履物が一致しない。
だから 面会に行くたびに自分の上履きを探すし 出かける時は母の靴を探す。職員が気にしていたが「こちらは 探す楽しみがあるから気にしないで下さい」と伝えてある。
〇さん 徘徊が心配だった。
毎朝 おうちの周りをクルクルしていらしたのだ。時折遠くまで出かけて戻れなくなる事も有ったのだ。
でも 今 貼り紙が消えても 〇さん 外には出ない。
目の周りの筋肉がピクピクと痙攣させていたのも いつの間にか消えて 穏やかにお過ごしである。
帰宅願望が消えた訳ではないが ご主人と1日おきにお散歩に出かける。
とても 楽しそうだ。
ご主人が施設を後にする時も 追いかけたりもしない。
ご主人は「ちょっと病院に行ってきます」と伝えるとそれを信じて「気をつけて…」と見送られる。

さて 母は悲しそうな顔をしてテーブルに向かって座っていた。
私をみて「良く来てくれた」と言う表情。
荷物を置いてから 母を居室に誘導。
部屋に入ると「ウォ〜」と泣く。おそらく腹痛。便秘更新中。

そこは見越していたので 持参した物を食べて貰う。
包みを広げると箸を持って食べ始めた。
次々と入る。食後そう時間は経過していないんだが…。
昨夜作った物だが 1日置いたほうが美味しい母の好物ばかりである。
ご飯を抜いてほぼ一食分のおかずをしっかり食べた。
メカブも入っている。

それでも 未だの様子なのでお散歩に出た。
今日は1キロ強離れたスーパーまで歩いてみた。
骨折以来初めて。 これが 足取りが軽い。
言葉もはっきりしてなかったのに 外に出たらしっかり喋る。
道の途中で彼岸花を見つけた母は いとおしそうに花を撫でる仕草をした。
この仕草も 骨折以来初めてだ。
唄い出せば 歌詞も出てくるしリズムも取っていた。

言葉は元通りと言う訳ではないが「良くぞここまで」の感がした。

途中休息を取る予定だったが 一気にスーパーまで歩けた。
スーパーで パイナップルとアイスと寒天ヨーグルトを購入してお店のベンチに腰掛けて食べ始める。
これもしっかり食べた。
身障者用のトイレに入って頑張ってもらう。コロンと音が…。

無理は禁物で 今度は施設に向かってゴー。
バスを使う事も出来るのだが ここはもうひとがんばりだ。
帰路は2度の休息。水分補給。
施設近くになったら ホッとした表情になった。
疲労のため 前屈や左傾きが強くなってきていた。
「頑張ったねぇ〜」と言うと頷いていた。

往復で2キロちょっと。ほんとに良く頑張ってくれた母だった。

居室に入り もうひとがんばり。

「下がってきた」とお腹を押えて 今度もポロリ。
今日はここまで。明日に希望を繋なぐ。

職員には 食べた量と排泄の量を伝えて 夕食は副菜は省いても穀類とフルーツだけは食べさせてくださいと御願いし 帰宅。




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