母のタイムスリップ日記
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午前中家事を済ませ 昼食後母の所に向かう。 懸念していた 筋肉痛はなかった。 これも母のおかげだろう。
母はソファーに座って冊子を手にしていた。 中味を把握できているかは良く判らないが 絵を見たり文字を読んだりしている。きっと 簡単な文なら 未だ理解できると思う。 いつもパーフェクトと言う訳には行かないが。
母はニコニコ。 居室に連れて行き トイレ誘導しその後頭皮マッサージ。 いつも洗面台の前に立ち 洗面台に掴まってもらって頭皮をマッサージをする。今日は 自分から身体をかがめてくれた。 「ひょっとしたら 洗髪大丈夫かも…」と言う勘が働いた。 洗髪時に身体をかがめる事が出来ないから とても苦労していたのだ。 顔や耳に水が入る事を何より嫌う母なのだ。
洗面台に水を溜めて 頭を塗らした。 「冷たい!」とは言ったけれど 嫌がる様子はなくて 顔に水がかからないように自主的に頭をグッと傾けてくれた。 「大丈夫?」と聞くと「だいじょうぶ」と言う返事。 急いでシャンプーを手に取って 頭を洗った。 洗い終えるまで ほんとに静かで協力的。 こちらが 指示を出したりは一度もなかった。 すすぎも済んで 母の顔を見ると気持ち良さそうだった。 ほんとは お湯で洗いたかったが 変更して再度の取組みだと母の気分が変わってしまいそうだった。
ドライヤーで頭髪を乾かしていると職員が飛んできた。 音で吃驚なさったようだ。 でも 断る暇だってなかったもの。
ドライヤーの後はヘアーアイロンを使いウエーブを出した。 パーマが伸びきっているので アイロンで補助。 オイルを少し塗って終了。
その後 全身清浄剤を清拭。気持ち良さそうにじっとしていた。 蒸し暑いので 頭髪も身体もベタベタしてくるので…。
さっぱりした所で「お散歩する?」と聞いて見た。 「今?」「そうよ」 「行く」「じゃ 行きましょう」とお出かけ。
お店を見るたびに「ここにいるかもしれない…」と言って入りたそうにしてた。アパートの前でも 同じような事が起きた。 ひょっとしたら 私の家に行きたかったのかも知れない。
20分ほど歩いてファミレスに入った。 果物がメニューに載っていたので 果物と飲み物を注文。 母は「おいしい」と食べていた。 残念ながら自力で食べる事は出来なかった。
20分ほど休息し 立ち上がろうとしたら 母の拒否にあった。 「疲れている」という事だった。 確かに 今日の母は前に前にのめって行く傾向にあった。 右足が痛いとも言っていた。
出掛けに 夏用サンダル(履きなれていない物)を履かせてきたのだ。 足先に痛みを感じているようではなかったが 歩きなれなくて余計な所に力が入ってしまったかな?
少し時間を置いて 再度チャレンジしようやく立ち上がる。
帰路「○ちゃんの息子さんのお名前は?」と聞いて見た。 喉に手を当てながら「ここまで出ているのだけれど…」と言って笑った。 表現できるだけいいんだわ♪
雨がポツポツ落ちてきたので 施設に戻った。 「トイレに用事はありますか?」と聞くとコックリ頷いた。 きちんと排尿できた。 今日は こちらの誘導と言うより質問に答えた形だった。 今日も面会の間は失敗ゼロ。
母をホールに連れ出して 洗濯物を纏め袋に詰めた。 そして 母に百人一首のCDを聞かせた。 だが…入所者の方から「五月蝿い!」と言われて 断念。
みんなと一緒の百人一首だとスイッチの入りの遅くなった母にはストレスになりそうだったので とりあえず耳から入ろうと思ったのだが…。 やはり 施設では難しいのかな? その方 午後の休息でベットに寝ている時 大きな声を幾度も上げて1人で怒っていた。 機嫌が悪い日だったのかも知れない。
それぞれのお天気模様があるのだから 仕方ないのかも知れない。
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