母のタイムスリップ日記
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利用者さん訪問。 月曜日に「これから 葬儀に出かけます」と帰ったのだが 利用者さんはしっかり記憶なさっていて「お疲れありませんか?」と聞いてくださった。 数字に関する記憶は少し曖昧だけれど 行動に関しては よく覚えていらっしゃる。
「今日は通院なんです」と言われ支度なさっていた。 「具合の悪い所 ありますか?」 「いえ 定期通院」 「先週の金曜に通院なさって検査も受けておられるので 通院は来週ですね」 「あら そうだった。その時に皮膚科にも行ったのね」 「はい カレンダーに記録してあります」 「じゃ 今日は お買い物だわね。何を買おうかしら?」 「冷蔵庫 見てきます」 「御願いします」 と言う訳で お買い物リストを作る。
テーブルの上に 誕生月検診のお知らせがあった。 利用者さんは これをみて通院しなくちゃと思ったのだろう。 でも 検診は来週でも間に合うし…。 その旨 利用者さんにお知らせした。
冷蔵庫の中を少し整理して 冷凍庫から肉を出し 野菜も準備。 そして 買い物に出かけた。 メモに沿って お買い物。 途中で 利用者さん知り合いに会われて立ち話。 長くなりそうだったので 会計を済ませて もうひとつ別のお店でお買い物。全てが済んで 戻ってみると利用者さんもお話が済んでいた。 デイ利用で お友達と出会う時も少なくなっているので ばったり出会った方とはゆっくりお話なさった方が良いと判断したのだ。 傍で待っていると活動時間がオーバーしてしまうので…。
戻って 急いで購入した物を冷蔵庫に収め 調理を始めた。 それから トイレを掃除し キッチンを片付けて活動終了。
家に戻ってから 母の所に出かけた。 母は ニコニコとして機嫌が良かった。 程なくして おやつ。 みんなでティータイム。
職員が「○さんの着替えに取り組んだけれど 駄目だった」と言われた。 「ちょっと 私がチャレンジして見ます。着替え下さい」と御願いした。 ○さんのご主人「娘さんが居られると何かと良いですね」と言われていたので 手助けできないかと思った。 無理を通すつもりはない。 人が替わればすんなり行く事もあるかと思った。
おやつが済んで 母の着替えを済ませてから ○さんを母の居室に呼んで暫くおしゃべり。 これは とてもにこやかに談笑。話しも弾んだ。 「あのね 今日はご主人から着替えをお預かりしてきたんです。『帰りにクリーニングに出したから 着替えて置くよう』に言ってました。 「これ礼服なのよ」…普段着で昼食のシチュウが零れている… 「あら 大切なものですね。それでは 着替えましょうか?」 「いいえ 私 風邪を引いていて熱が下がったばかりなのです」 「どれどれ…あれれ 熱私のほうが高いですよ」 「そんなことないわ!」 「クリーニングは 私の知り合いの方が 生活が苦しいから 自分の所を使ってと頼まれているので そこに行かなくちゃならないのです」 「はい。ご主人もそう言われていました。そこのクリーニング屋さん 早じまいだそうで…」
「誰かいるところで着替えるなんて嫌だわ」
それからも ご主人の愚痴 お母様の事 等々で話題を二転三転させる○さん。着替えを拒否するための口実を次々となさった。
傍にいた母の機嫌が見る見る内に悪くなって行く。(表情だけだが) ○さんも 母の表情をみて感じたようで 「ご気分 悪い御様子ね。貴女のお母様 大事にしてあげて」 「はい」 …それにしても 人の心の内を読める○さんって素晴らしい…
…ギブアップ… 居室の外に出て 職員に「今日は無理。母の機嫌が悪くなってしまったわ」と謝る。
職員が見えた時 トイレに入られた○さん。 慌てて 下着を渡して「着替えられた方が…」と言ったのだが…。 中で 着替えをクチャクチャに丸めて 怒っていらした。
トイレから出た○さんに 別の職員がお仕事を頼まれて 気分転換を計った。
母のご機嫌を直すために お散歩に出た。 1対1になると 母の機嫌は見る見る良くなっていった。 やはり 他の人と長く話しこんでいると嫌なんだなぁ〜。
歩き疲れた様子だったので 公園の石に座って休息。ジュースで水分補給。小山を上って下りて 施設に戻った。
直ぐにトイレ誘導。 お腹を強くマッサージしたら また機嫌が悪くなった。 嫌がる事は避けておこうと思い直ぐやめたが…機嫌が直らない。 そのうち 夕食の時刻となり テーブルに着かせた。 機嫌は 良くならない…。 あ〜最悪。 こういう日もあるさ♪
誘導自体は 成功したんだけれど…。
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