母のタイムスリップ日記
DiaryINDEX|past|will
母は昼食が終わりくつろいでいた。 お茶を介助で飲んで貰い 居室に行く。 トイレ誘導後 歯磨き。 昼食の食べかすがいっぱいだった。 おかずによって 食べかすが口の中に残っている事がある。 食後の歯磨きは 欠かせない。
窓辺で外の景色を楽しんだ。 車や自転車が行き交うのを母は「来たよ」「行ってしまった」と言っている。「そうだね。行ってしまったね」と相槌を打って会話。 療法士さんの車が見えたので リハの体勢をとって待つ。 温熱の療法が始まると母は寝息を立てた。 かなり硬い所があるが揉み解すとやわらかくなるので年相応なんだと療法士さんは言われた。 足首や足を動かす時は 眠たそうにしながら動かしていた。
身体を整える時には またzzzz。
昨日の疲れが残っているという事だろう。 療法士の方も「よく動かれたからでしょう」と言われていた。 見た感じは 特に疲労感は見えない。
リハが済んでから ちょっと外に出た。 今日は お散歩の予定はなし。外の空気に触れるだけ。 母は特に歩くのを嫌がらないし 戻る時に不満そうにもしなかった。 適量だったという事か?
戻って 居室のカーテンを新しい物に替えた。 今回は夫任せなので ちょっと不満も残るが 母の事を考えてくれただけでもありがたい事。
カーテンを替えておる時 ○さんが居室に見えて「お手伝いしましょう」と古いカーテンを受け取ってくれた。 「貴女も大変ね。よく動かれるわ」と労っていただく。 「○さんは 何をして過ごされるのがお好きですか?」とお聞きしてみた。 「そうね 書道だわね」 「昨日 見せて頂いた文字 素敵でした」 「ちょっとだけね」 「今度 色紙を持ってきますので 書いていただけますか?」 「昔なら 良い時も書けたけれど 今は駄目よ。とても…」 「お若い頃は 力溢れる文字だった事でしょうね。でも 年を重ねたの力を抜いた文字が私は好きなのです」 「そうね 弱った文字も雰囲気があっていいわよね」 「そうです。いろん事をふっきった様な文字が好きです」 「今度 良いでしょうか」 「それがお望みなら いいわよ」 と言う事で了承して貰えた。 母もニコニコ笑顔。
母をみながら「可愛いわね」と○さんは言う。 どう見ても母の方が年上。 「嫌ね」と言われるより嬉しいわ! 実は 娘も私も娘の友人も母の笑顔のファンなのだ。 ほんとに可愛いのだ。(手前味噌ですみません!) でも ○さんにもそう思って頂けて嬉しかった。
ホールに移動した○さん 別の入所者に「貴女のお家は何処?」と聞かれていた。その方は ただニコニコ。質問に適切に答える事は出来ない方だ。 「この辺は 良い環境ですよね」と更に話しかけていた。 返事が返ってこなくとも ニコニコの笑顔で満足らしい。良かった。
でも 危うい関係になるつつある方もいる。 二人の行動を見ながら どっちもどっちと思うけれど…。 それでも 嫌な攻撃を掛けない人には とても優しい。
先日「施設内の意地悪は本人より家族が嫌がるんですよ」と理事が言っていた。しかし これは 違うと感じている。 正義をかざすつもりはない。 でも 言葉にしなくとも 傷つくと思う。 そこをうまく調和を計って行くのが職員の技量じゃないかと思う。
意識しないでも迷惑をかけてしまう人と意識して意地悪をする人は 根本的に違うと感じている。 それを認識できる人も要るのだから…。 説教ではない形で知らせる事は出来ると思うのだが…。
母が頭が痛いと訴えた。喉に触れると痛がった。 「そん風にしないで 可哀想よ」と○さんが忠告してくれた。 「はい。そうですね」と返事して 職員に体温計を借りて計測した。 熱は2度計って 2度とも6度4分で熱は出ていない。 やはり 疲れかな?
|