母のタイムスリップ日記
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| 2006年05月10日(水) |
2日がかりでようやく… |
施設に着くと昼食中だった。 早い人は食べ終えている。 母は散らし寿司の具を食べて酢飯がそっくり残っていた。 困った様子もなくおかずと一緒に食べている。 汁物も手付かず。 「あっ来たの!」と言う感じで私を見つめる。 こちらは 昨日の事が心に引っかかっているのだが 母は直ぐには思い出せない。 療法士さんの見える前までに 食事を完了させ 歯磨き トイレ誘導は済ませておきたいので食事介助する。 お隣の入所者の方も汁物で遊び始め お話しながら介助。
食事が済んで 母を居室に移動させトイレ誘導。 母もボンヤリと何かを思い出した様子だ。 でも拒否はなかった。 「大」は昨日以来変化ないようだ。状態としては辛い筈だが母は言えない。 ここで踏ん張ってもらうと昨日の二の舞になるので 小だけで終了。
歯磨きをして リハの支度をした。 療法士さんが見えてリハが始まる。 昨日の様子を伝えた。 「うつぶせにさせてみたが…かなり嫌がった。でも何とか自力で向きを変えた」と伝えると「ほんとは そういう事に取り組みたいのですが…」と言われた。しかし 昨日の母の様子を見る限り 今 人様からそういうリハを受けるのはきっと無理だと感じた。療法士さんも「ゆっくりと…」と言われていた。 以前の母ならそういう事も可能だったろうが 最近は 直感的に嫌がる傾向にある。無理を通せば暴れる可能性もある。
母と私の距離の中で少しずつチャレンジして療法士さんにバトンタッチが1番だろう。取り組み方は 療法士さんも教えてくださる筈だ。
それと「朝目覚めた時 背中や間接に痛みがあるようだった」と伝えると「身体を動かせないので筋肉が固まるのでしょう」と言う返答だった。 揉み解す事で解消を図るという事のようだ。
もうひとつの不思議現象をお話した。 横になっても 上体を少し起してまるで腹筋でもしているかのようになってしまうという事だ。 すると「普通にお元気な方(頭がはっきりしている)と寝たきりになってしまわれた方以外は皆さん同じです。大概の方がそうなんですよ」と説明くださった。 つまり母だけの現象ではないという事だ。
リハ終了後 母をトイレ誘導。 母もトイレに行きたい様子だった。
トイレでは 昨日と同じ位の時間頑張った。 「頑張りたくない」という言葉も出たが強めにお腹を押して「ごめん」と謝ると「いや だいじょうぶ。こっちこそ」と反応してくれた。 母も出ない辛さを感じているのだと思う。 それでもあまりいきむ事は出来なかった。 それでも時折ちょっとだけお腹に力が入る事もあった所が昨日とやや違う所。「もうやめようか?」と聞くと首を横に振ったりだった。
結果 今日は無事排出できた。 その時の母のホッとしたような顔つきに救われた。 今日は 激しく怒ることもせず ホールへ誘導しても怒る事はなかった。 トイレでは 歌を唄ったりもした。 昨日は そういう時も俯いて無反応だったが 今日はじっと聞き入っていた。
みんなとおやつも食べた。 出がらしだったお茶に「これ 何も味しない」と言えた。 だから 居室で準備したジュースを出してあげた。
とにかく一仕事終えて安心した。 母は下剤を使っていない。牛乳も時に腹痛が酷くなる時があるので様子を見ながら…。 排泄を促すためには いろんな方法があると思う。 今の母には このやり方が適していると感じている。
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