母のタイムスリップ日記
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利用者さん訪問後 次の用事まで2時間空いた。 郵便局と銀行の用を足すので家に戻る程の時間はなかった。 そんな訳で フラッとスーパーに寄って パンと飲み物を買って河原に出た。美味しいパン屋があるので そこで買おうと思ったら生憎のお休み。 スーパーのおにぎりを食べる気にもなれなくて…パンと飲み物にしたのだ。
お弁当も売っていたが ゴミの捨て場所がない。 ゴミを持って出かける訳にも行かなかった。
今日は 風もなく陽射しがあたたか。 河川敷をゆっくり歩いた。 この道は 母と夫と3人でよく歩いていた。 今でこそ 1年に数回くらいしか歩く事はないが…。
休む場所も決まっていた。 だから ベンチのある場所もわかる。 でも あえてベンチに座らず河川敷に降り ベンチくらいの流木の上に腰を下ろして昼食を摂った。 20メートルと離れていない所には ホームレスの人のテントが張ってあった。普段は ホームレスの家は葦の中に隠れて見えないのだが 葦はすっかり刈られてしまっていた。 火災の危険があるからなんだろうなぁ〜。
近くにカワセミの巣が有ったのだが 今も有るのだろうか…と耳を澄ますがカワセミの声は聴こえない。替わりに白セキレイがチチチッと幾羽も飛んでいた。 この当りには 川鵜や鷺も良く群れているのだが 今日は姿がなかった。
川底には 空き缶やスーパーの袋 ボール等が半分埋まっている。 それでも 川面は 晴れ渡った空を映している。
川のせせらぎが耳に心地よく響く。 小さな川が大きな川に合流する場所なので少し浅瀬になっているせいだ。
母と堤防の上から河川敷に降りたなぁ〜。 「怖い」「危ない」と言いながら 口ほどに嫌がらずにいたっけなぁ〜。 野鳥の声やせせらぎは 耳が遠い母には 届かなかった。
冬の河川敷の母の楽しみは 空が映った川面と広々とした視界だったような気がする。
もう さすがにここまでは来れないだろう。。。
時計を見て立ち上がろうとしたら カワセミが水面ギリギリの所を直線で飛び立った。草の陰になり魚を食べる瞬間を見られなかったのは残念だった。
家族会の登録している会の情報交換会に出向く。 新しいメンバーも加わり 情報を交換。 地域の議員さんも見学に見えていた。ほんとはこの方も登録している団体の代表では有るのだが 議員と言う立場もあり静かメモを取っていらした。
母の健康診断が有るので途中で引き上げた。 便検査の物をあまり放置できないので…今日当たりに行っておかねばならないのだ。 母はテレビを見ていた。 割りに落ち着いていたのだが…。 パパッと着替えさせて タクシーに乗り込んだので 母の機嫌が悪くなっていくのが判った。頭の切り替えが蛍光灯より更に遅い。 実際の所 何が起きるのか不安でたまらなかったのだろう。 先生とお会いしてもとても不機嫌。 「あら 見て戴いて有難うでしょうに…」と言うと それだけは理解できて 「有難うございます」と言っていた。 レントゲン撮影も大変だった。やはり診察の限界かなぁ〜。 きちんと説明して瞬間は「うん」と判るのだけれど 行動が持続しない。 ま立っていられるだけでも喜ぶべきなんだろうけれど…。
血液検査では 針が入った時はなんともなかったのに暫くしたら「痛い」と叫んだ。こちらは「偉いねぇ〜頑張るねぇ〜」の声をかけて 腕だけはしっかり動かないようにした。 心電図だって「何するの!」と怒り出した。
やはり 何事もゆっくり時間を取ってあげないと母の不安は高まるばかりだろう。
行き道帰り道共にタクシーを降りるのを嫌がった。 目まぐるしい変化に 頭が付いていかないように見えた。 こちらの都合で母に合わせてもらう形だった事反省。。。
今日は 利用者さんも何となくイライラなさっていた。
ひょっとして そういう日だったのかな?
急いで家に戻り夕食の支度。 1人で食べて…片付けた頃 介護相談の電話が入り一時間余お話しする。 「難しい…!」来月の家族会に見えるそうだ。 みんなとお話した方が きっと気分が解れるだろう…。
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