母のタイムスリップ日記
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利用者さん訪問。 お元気だったが…。 やはり 危惧していた事が起きたようだ。 兄弟が見えるのが今日なのに…。 土曜日を月曜と勘違いなさり 予約したピザを受け取りに出かけ 自分の間違いと気が付かずピザを受け取ったらしい。 更に なかなか見えないご兄弟なので電話をなさり「何処か調子悪い?」と聞いて「特に悪い事ないよ」と言ったら「どうして今日来ないの?」とお聞きになったり…があったらしい。 利用者さんご自身が話してくださった。
今日 訪問中にご兄弟が見えてかなり心配なさっていらして質問を受けた。 ご兄弟は しきりに「介護保険申請をして デイやヘルパーさんを利用するように説得なさっていらした。 その話し振りに こちらはドキドキしてしまう。 ご兄弟が帰られた後 気落ちして更に混乱してしまわないだろうか…と。
利用者さんは 退院直後は介護保険申請をしようと思っていらした。 がご家族が「未だいい」と言われ 更に訪問が増えたので「申請しないでも何とかなる。拘束される生活は嫌」と言う気持ちに傾いてしまっている。
しかし 毎日の生活は少しずつ支障をきたし始めている。 ケアマネさんがご家族に対してもう少し踏み込んで欲しかったなぁ〜。 せめて 本人の居ない場所できちんと説明してから利用者さんとお話を進めて欲しかったなぁ〜。 薬の問題や銀行口座の件 兆しは見えていたしこちらもその事をお伝えしていたのに…。 過ぎてから言っても始まらないのだが…。
ご兄弟には「あまり きつく言い切ってしまわないように…それとなくお伝えください…」と御願いした。 お二人で見えたので 1人の方と話しこんでいる時にキッチンに見えたご兄弟にそっと御願いをしたのだった。
しかし 心配通りの事が展開されてきて…これからがとても気になる。 今日も先々と気が焦り 話しが通じてない場面が何回もあった。 ご兄弟が見える日なので いつもとは違うと言う事を差し引いても やはり危うさを感じた。
活動を終えて 母の所に向かった。 今日は 母の転倒する前に他のご家族と計画した「南瓜のほうとう作り」の日である。 利用者さんが当分お休みと言われていた時期の事で月曜が空いていたのだ。
本来 昼食になるようにする筈だったのだったが…そういう事も出来なくなって…。
昨年同様 皆で野菜の皮を剥いたり 煮干を割いたりした。 手の不自由な方には キャベツやきのこを手で裂いてもらう。 みんな活き活きと作業できた。 煮る方は家族で…。 野菜の味と煮干や鶏肉のだしが出てきた頃に みんなに味見して貰う。 調味料の入らない状態だけれど これだけでも十分美味しいのだ。 期待した通り「美味しい!」という反応が返ってきた。
母のフロアには ご高齢だけれど他の人ほど認知症が進んでない人が居られる。この方は いつも他の入所者をとてもバカにしている。 自分だけがよくできる人と思っている。 これも認知症の症状と理解できるのだが…それでも見ていて余りある言動が多い。 今日も始まった。 サトイモの皮はその方が責任を持って…と張り切って仕事に取り組んでくれたのだが…。他の方が包丁を持って皮を剥いたり始めたら「できっこないからさせるな」と抗議。さらには「あんな汚らしい遊び見たいな仕事で良いなら 私の方で願い下げ」とおへそが曲がってしまった。 普段 その方から 押さえ込まれている場面が多いので 聴こえぬ振りをしてみんなには作業を続けて頂いた。 おへそを曲げた方のフォローは職員に御願いした。 その方に付ききりで皮むきの作業をしてくださった。
里芋剥きも1人で全部出きる訳ではなくて 陰に回ってイモを受けとってこちらで処理。。。このテクは職員と家族の連係プレーである。
この方の横暴はテレビの独占もある。 自分は見ている途中で居眠りをするのに 自分の希望するチャンネルを独占してしまう。時に殺人事件のドラマだったりして傍で見ている人が顔を背けていても…テレビは付いているのだ。 他の方は 自分の希望は言えない。つまり言葉を発せられないのだ。 また 立ち上がるという事も出来難い。 その方の気に障ると車椅子で突進したりもあって…なかなか大変。
共同生活だから仕方がないし こういう事も認知症のひとつの症状であるので仕方がない。 だから 出かけた時はその方を傷つけないようにしながら 他の方を助けると言う方策を取らせて戴く。
私が足繁く面会するので気に障っていることも承知している。 みんな平等に…と思う。 時に励ましをして踊りたいという時には同じ動作をして楽しむ事もさせて頂く…。 全体のルールを何とか理解して貰える様に…と願うばかりである。
仕上がったほうとうは おやつの時間に少し食べて戴き あとは夕食時にという配慮を職員にして戴けた。 これが特養や老健だったら 家族が調理場に入ることさえも難しい。
グループホームの良さを活かせる様に…と家族は時折こんな事を試みている。。
ほうとうの材料は 家族の持ち込みである。 今回は2家族で準備した。 大変さも有るけれど 楽しみもある。 何よりみんなの笑顔と頑張り…。 未だ三角巾の取れない母だが 左で大根を持ち右手で包丁…ちゃんと皮むきができた。。
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