母のタイムスリップ日記
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2005年11月24日(木) 聞いて見ないと判らない


 いつも忙しそうにしている家族の会の代表の方がいる。
ひょうひょうとしていて「嫁さんが介護なんて 可哀想だ。結婚したばかりに介護を追わされて…」と言いきる方だ。

今日 その方の介護のお話を一分聞かせて戴いた。
一人っ子のその方は 親から「介護してもらうために生んだ」と言われて育ったそうだ。
だから 介護の時期が来た時「役目を果たす時が来た」と介護に取り組んだそうだ。
お嫁さんとお子様は別の所に住んで ご自分ひとりでご両親の所に住み 両方の経済を稼ぎ出していたそうだ。
そのための借金を負い 両親亡き後の今も借金に負われている…と言われた。ご自宅で看取られ その時には奥様もお子様も見えたそうで お子様が「悪かったぁ〜」とわあわあ泣かれたと言う。
その時のお子様は 20歳だったそうだ。

介護を1人で受け持つとは言っても きっと奥様もお子様も陰ながら応援なさっていたとは思う。
ただ そこに思うほど協力できなかったと言う事があったのだろうと思う。

それに 介護を背負わなければ 家族との別居という事もなかったわけで 子供のモヤモヤとした思いは常に有ったのだろうと想像する。

「介護をしているのだから…」と言う思いは いつもどこかにあるような気がしている。
これが 家族にも介護を受ける側にも負担に感じる時があるような気がする。介護をしていると 全てに満足できる生活はできない。

介護者は 自分の状況に応じて 出来る限り無理のない介護体制を考える事が大切なのだろうなぁ〜。
でもこれが難しい。。。
だからこそ みんな悩んでいるんだよね。

ひょうひょうとしていた方の介護の話をお聞きしながら この方にも重たい気持ちがあったのだろうと感じ だからこそ 家族会を運営なさっているのだと思った。
忙しい中 介護者が少しでも気持ちが楽なれば…と言う思いがおありなのだろう。。。

 


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