母のタイムスリップ日記
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良いお天気だった。 明日は 予定があるので 今日は母と遊ぼうと思っていた。 忘れていたけれど…この時期 毎年 菊祭りに足を運んでいた。 開催中かな?思い調べると未だ大丈夫のようだった。
施設に出向くともう一人のご家族も見えていて お誘いすると「ちょっと足を伸ばすのに丁度良い距離」と言われた。
早速車に乗り込んでお出かけ。 バスに乗っていくつもりだったが 車で見えていたので載せて戴く事にした。
菊祭りには 近隣の施設やデイのバスが多く見られ 車椅子を押してもらっている人 手を引いてもらっている人等多く見られた。
母の背丈よりも高く伸びた菊もあれば 顔と同じくらいの大きさの花が咲かせていたり…ほんとに見事な菊を見て歩いた。 今日の母は 菊を余りよく見なかった。 それでも 綺麗と言えばそれを愛で「いいねぇ」と言った。
今の母は 菊を見るというよりおしゃべりしたりする方が楽しいのかも知れないと感じた。
一巡りして 近くのお蕎麦屋さんに入った。 母には鴨南蛮を注文。凄い食欲と言う訳には行かないが 懐かしそうに食べていた。
お蕎麦屋をでて 少し町並みを散策。 このあたりから 母のお天気が悪くなった。 お茶屋さんに立ち寄った時「さもう帰るよ」と言ったら「帰るって 帰ればいい」と怒り口調で立ちあがろうともしなかった。 暑いせいだろう…とも思ったが「こりゃ 駄目だ」と思い「先に行っていて」と御願いした。 「どうする?」と再度母に聞くとすくっと立ち上がった。 それからも機嫌が良くなったり悪くなったりだった。 母の不安定さが伝染したかのように もうひとりの方も施設に入る時になって「入らない」とぷいと背中を向けた。
冷や冷やしながらも機嫌を損ねないように 何とか施設に戻れた。
トイレに誘導して文字通りの個室。 「偉かったね。ほんとに偉かった。足 疲れていない?」と聞くと母の目に涙が光った。 母が不機嫌になったのは こちらのペースで歩きまわったせいではなかったか…とふと思った。 「勝手に連れ回してしまってごめんね」と母に詫びた。 直ぐにご機嫌快復とは行かなかったけれど「大丈夫」と言ってくれた。
出来なくなっている事も多く 希望も口にしないのでついつい介護する側のペースになる。配慮が足りなかった事を反省する。
やはり じっくり母のペースを考えるべきだなぁ〜。
ご家族から「今年も みんなでほうとう作ってみない?」と持ち掛けられた。即座にOkし日にちを決め 材料調達の配分をした。 「来週あたり 紅葉を見に行こう」と言う誘いも受けた。 日程を調整した。
寒くなれば 外出も控えられ気味になる。 今の内に…だ。
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