母のタイムスリップ日記
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2005年10月21日(金) 大丈夫かしら…。

 
 利用者さん訪問
開口一番「昨日 救急車で搬送されましたの 昨日」と言われる利用者さん。 「???!!」
だって 目の前には いつもと変わらぬ姿の利用者さんなのだもの…。
それに 事業所からも何の連絡も入っていない。

昨日のお話をゆっくりと聞かせて戴く。
どうやら 足の調子が悪くて早朝救急車を呼ぼうとしたらしい。
でも 先ずは ご家族に連絡。
ご家族は「まだ早いから 診察時間になってからで良いのでは…」と言われたらしい。
利用者さんは不安でいっぱいとなり「自分で呼ぶからいい」となったようで
結局ご家族が出動し救急車要請をなさった様子だった。
搬送されて 検査の結果「特に脳には変化がなく 頭より不整脈の方が大変です」と言われたらしい。
処方された物は 湿布薬のみだった。

そして昨日10枚の湿布薬を頂き 今日には全て使いきって居られて その補充を罹り付け医に通院して頂いてきたいと言うご希望だった。

話をお聞きして ご家族の苦悩と利用者さんの不安な様子とが想像できた。
特に何の心配も要らないのに 急激に不安でたまらなくなってしまう事は 母にもあった。
病が発覚する前の事だ。
不安が強くなって 救急車での搬送となったのだった。
連絡を聞いて 慌ててふるさとに走ったら 母は落ち着いていて「ちょっとおかしくなったから 救急車で運んで貰った」と言う。
弟達は「いつもの事…」と言った風。。。
診察室で先生のお話を伺い「特に心配は要らない」と言われた時は胸をなでおろし しかし心の奥底では「また始まったか」と思ったのだった。

自分が高齢でないので そういう気持ちを簡単に受け容れられなかった。
静かに考えれば 母の不安が昂じたのだから仕方のない事だったと判るけれど…あの頃 そういう気持ちにはならなかった。
認知症とは言われていなかったし 父の入院時だって「お父さんの大変も判るけれど 私が死んだらどうするの…」とパタパタしている私に詰め寄った母だったから…。
「命に関る発作はない」と医師から説明を受けていても…。

そんな状況が思い起こされて ご家族の気持ち利用者さん 双方の心の動きが見えたのだった。

幸い 心配はなくて何よりだっただけに ご家族が振り回された思いは強いのだろうなぁ〜と切なくなった。

自分が出来る事は 利用者さんの不安を出来る限り取り除けるように対処するしかないとも思った。

急遽 通院介助に変更。
利用者さんのお話を伺いながら 通院に同行させていただく。
不安感が残っておるようで 足の運びも遅く信号も横断中に赤に変わるほどだった。
診察の順番が回ってきた時「お一人で大丈夫ですか?」と声をかけた。
「今日は 一緒してもらえると…」といわれたので診察室に一緒に入った。

医師とのやり取りも 私に話すのと同様で経過の話が知っている所も加えて話される。「で 何処が悪かったのですか」「不整脈が心配…」と言われたました。「いえ 足のほうは?」「別に心配ないと…」と答えられる。
話が堂々巡りとなり 後に待っている方もいらして 看護婦さんはウンザリした顔だった。
「搬送先の病院から戴いた湿布薬を貼ったら気持ちよくて…でも もう無くなったのでしたよね」と補足するとようやく本筋に戻って話された。
「これは 冷たくても温かくても シップと言う効用は同じなんですよ。温かいほうが気持ちよいと言われるなら それを出しましょう。いくつ欲しいですか?」と医師。
「昨日10枚戴いて 全て使いきったようです」と伝えると「判りました。多めにお出しします」という事で診察終了。

この医師は 確かに間違った事は言っていない。
でも母のかかりつけ医は違う言い方をしただろうなぁ〜とシラッとその様子を見させて戴く。

薬局で膏薬を頂き 利用者さん宅に戻った。
すると利用者さんは 直ぐにパジャマに着替えられた。

「歩けば気持ちよいし 動きも良くなりますね」と言われていたのだが…。
お疲れになったのだろうか?
午後には ケアマネさんが見えると言われていたのに…なぁ〜。
やはり 不安感は未だ残っている可能性がありそうだ…。

活動を終えて 直ぐ事業所に連絡。救急車搬送を報告しケアマネとの連絡する事に了解を戴いて ケアマネの所属する事業者に電話した。
ケアマネは 明日訪問と伝えてある良いうだった。
利用者さんの聞き間違いの様子だ…。

ケアマネには 利用者さんが連絡した様子で 家族からの連絡はない様子だった。「救急車で搬送され ニトロでも処方されたのかと思った」と言われ
この間の連絡も良く取れていない様子に 少し驚いた。
「後で電話してみます」という事だったが…。

打ち合わせのために 約束の場所に出向き話合い。
その後 母の薬を貰いに罹り医に行き 施設に薬を届けに行く。
母は 穏やかな表情でテレビを観ており ホッとした。


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