母のタイムスリップ日記
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利用者さんを訪問すると 「ご心配お掛けしましたね。先日は有難うございました」とお元気な笑顔を見せてくださった。
そして 先日の続きのお話をしてくださった。 月曜に活動を終えて帰った後にも体調はまだ不安な状態だったという事だ。
日曜日に倒れそうになった時 以前脳梗塞を起こした時と同じ場所が軽く痛んだそうだ。 同じ痛みと感じたので 動かないようにその場に寝転んで30分近く眠り その後ベットに移動されたという事だった。 また 胸から上 肩、首にも痛みと言うか苦しさが残って嫌な感じが続いていたという事だった。月曜には 触れなかったお話である。
そんな調子なので 下準備された野菜で何とか食を繋いだという事だった。 冷蔵庫の野菜をみて「食べた方がいいんだ」と言うメッセージを感じたそうである。 水分は言われた通り 意識して摂取なさったという事だった。
翌日 生きがいデイに出向かれたら ケアマネさんが立ち寄られた様子。 しかし 周囲には倒れそうになった事は全く話さなかったらしい。ケアマネさんにも。。。 デイから戻っても まだ体調が優れず直ぐ横になられたと言う。 食べ物は やっぱり冷蔵庫の準備された物だったという事だった。 水曜日には ようやく良い状態になったので スポーツクラブにお出かけ。
結局のところ 体調の悪さは私以外の人には伝えなかったようだ。 通院を勧めたのに 通院なさらなかったようである。 「体の中の事は 見かけだけでは判らないので 是非とも通院なさってください。場合によってはお薬が変わることもありますから…」同じ目の高さでしっかり目を見てその事だけは強く御願いした。 利用者さんも了解してくださった。
「階段を使ってお散歩したい」と希望なされたので 一緒に買い物がてらお散歩。野菜とところてん お刺身を購入。
野菜を使いやすいように包装をはがしてポリ袋に入れなおし保存。 ポット、ヤカンにはお水を入れた。 週末はご家族が見えるだろうから…。
活動を終えて 打ち合わせの場所に出向いた。こちらの都合で今日しか時間が合わないのだった。 家族会として 認知症の講座に協賛しているのである。
打ち合わせが終わってバスターミナルに向かっていると利用者さんの姿が見えた。どうやら シルバーパスの申請にいかれた様子だった。 「身分証明書を忘れたので 出直しです」と笑っていらした。 汗を流しておいでだったので「戻られたら 水分補給を忘れないで下さいね」と声をお掛けした。
家に戻って ケアマネさんに連絡。 さり気無さを演じて生きがいデイに出向かれたケアマネさんなのだが やはり利用者さんは「変わりなく元気ですよ」と特に変化は話されなかったと言う。 ケアマネさんには 利用者さんが「『いつも良くやってくださる…』と感謝なさって居られました」と伝えた。 更に ご家族のさり気無い動きにも 何となく感知したようで…と悪い気がしていない様子だった事も伝えた。 その上で やはり 軽い脳梗塞はほぼ間違いないように感じた事を 利用者さんの言葉を使って知らせた。
月曜日には訪問がある。 今日 お話を聞いていて瞬時に「ケアマネさんに話された方がよい」と言えなかった。 月曜には その事もきちんと伝えなくてはいけないと思う。 更には ご家族にも…。これは もう少し環境を整えてからの方が良さそうである。今は ケアマネさんを通じてご家族に伝えて貰っているので…。
利用者さんの信頼を損なわないように配慮しなくてはならない。
利用者さんのお気持は きっと「自分の身体は 自分で管理したい」のだと思う。 言葉の端々にそういう思いがちりばめてあった。
今 認知症の介護のあり方も「本人の意思を大切に…」と言う方向に動き始めている。 そこを踏まえて行くために どうすればよいのか 介護者には介護者の苦しさがあるのだし…。 母や利用者さんの心の動きを受け止めながら 学んで行ければいいなぁ〜。
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