母のタイムスリップ日記
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どうやら 梅雨明け?のようですね。 今日もやっぱり暑かったぁ〜。
そろそろ やせ我慢・強がりを言わないと前に進めなくなりそう。 先日も「暑いあつい」という娘に「これが冬だったら気持ちの良い温度でしょ。だから 良い気持ち…って思うのよ」なんて 偉そうな事を言ったばかり…。こういう言葉が出てくると暑さに抗体が出来始めた…と言う自己分析なのだ。
とはいえ 日が暮れれば文明の利器に助っ人を頼む日々。
午前中に 夫の車で母を迎えに行った。 夫の車は車高が有って 今日は乗り込むのに苦労した。 こんなことは初めて。あまり夫の車には乗らないのだけれど…。 あまりにてこずるのを見て 夫はイライラ。 小さな声で「怠けてんじゃないの?」と。 ちょっとムッとした。 バスのステップだってようやっとで それでも がんばっているのに…。 でも 普段の母を見ていない夫に全て判れというのも無理な話だと思いなおした。
「途中おかいものをしたい」と言うと乗り込む苦労を思って 今度は夫がムッとしていた。 それでも 母のためには涼しい所で少しでも多く歩いてもらいたい。
こういう時 家族のお手伝いがめんどくさく感じてしまう。
「30分だけ待つ」と夫がいってくれたのでスーパーに入った。 ちょこまかとお店を見て周り メモしたものを買い込む。 会計を済ませたところで夫とばったり。 あと20分時間延長…という事で ありがたく 別の売り場に移動。 母の衣類を見て回った。 母も動く事が楽しそうで また 衣類を見て楽しそうであった。 無理を言って良かった。 これだけでも 今日の目標達成だ。
家に戻っお昼の支度。 今日は夫の希望で冷やし中華。 ちょっと工夫して長いもを摩り下ろしメカブも足してみた。 が 今日は 気分にのらないみたいで 夫は「普通の物が食べたかった」と言い母もまた麺を好まなかった。 母のほうは 仕方ないのでご飯に替えてあげた。 ご飯も思ったより進まなかった。やはり便秘のせいかな?
食後折紙で遊ぶ。 母はパタパタと折っていたが…作品にはならなかった。 こちらは 折紙を幾重にも重ね折りにして 小さく切って 花形になるように台紙に貼り付ける作業をした。 これは 最近グリーティングカードにもなっているようだが 利用者さんがデイで作られているのを真似したのだ。(これに 関しては別の機会に) それを見ていた母が「綺麗だな」といった。 人の作業でも楽しんで眺められている様子だった。
その後トイレ誘導後 入浴。 今日もこの辺りから ご機嫌が斜めになって行った。 頭を洗う時も頭を下げないし「この辺でいい」と作業打ち切りを申し出るし…。「石鹸が付いているから 悪いけれどもう少し我慢してね」と何とか切り抜けた。その後 身体を洗い始めると「きつく洗わないで…」と。 「はて?いつも通りだけれど…」と思ったが 一つ一つ確認しながら無理のないように洗い浴槽に入って貰った。 あまりに機嫌が悪いので♪京の五条の橋の上…♪と唄ってあげたら 母も一緒に唄い始めたが 唄いながら泣き声に変わってしまった。 感情の起伏が激しいだけなのか はたまた調子が悪いのか?
風呂から上がった時に今度ははっきりと「此処が痛い」と言った。 どうやら肋間神経痛のようだ。 優しく身体を拭いて上げた。
その後 再度トイレ誘導。。。 何とか家にいる間に排出できればと思うが 全くいきめない。 言葉も通じない。 思い余って「パンツに出てしまったら気持ち悪くない?」と聞いてみた。 其の言葉はストレートに伝わった。 そして「嫌だ」と言って 涙を零し止らなくなってなってしまった。 私も「誰だってパンツに出てしまうのは嫌だよね」と思い切なくなってもらい涙…。 やっぱり 判っているし気にしているんだ…と思う。 けれど 母がいきまなければ 出るべきものも出ない。 あまり 追い込みすぎると良くないと思い 切り上げた。
手洗いを済ませてから 言うべきでなかったと猛反省。 切なくて母を抱きしめて「大事な大事な○ちゃん」と言った。 母は 更に涙を零した。 おそらく 不安なんだろう。 肋間の痛みはあるし 何となくお腹がおかしいし…。 そういえば 最近「大事な人」という事も少なかった。
その後洗濯物を取りれたり ドライヤーを取りに言ったりと母の傍を離れるとウォンウォンと声を出して泣いていた。 髪を乾かし終えた時 痛みを取り除けるなら…と思い 胃腸を痛めない鎮痛薬のタイレノールを一錠服用させた。 だんだんに落ち着いた表情になってきた。 今度はテーブルを挟んで「じゃんけんポン」 母はパーを優先させるのでグーで対応。 母が勝つ度に「凄い 強い」を連発すると「そんなに強くない」と言いながら笑顔も出てきた。 時折 こちらの勝ちパターンも入れながら 遊び続けた。
ちょっと仕事に出た夫も戻ってきたので 車に乗り込み施設に送った。 夫が混雑する道を避けて いつもと違うコースを取ってくれたのでドライブ気分で帰る事が出来た。
最後は笑顔になり 先日のような事にならずに良かったが…。 言葉の壁が更に厚くなっているような…そんな気がしてならない。。
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