母のタイムスリップ日記
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母の所に行った。 母はソファーに座って 塗り絵をしていたようだ。 でも所在無いようにボンヤリとしていた。
今日は 偶然が重なり それぞれの家族がフルに集っていた。 7名中4家族がいた。 こんな事 行事以外では初めてのような気がする。
母を居室に連れて行き トイレ誘導。 「出ないよ」と言ったけれど…ちゃんと出た。
先日 マシュマロの入った器をテーブルに置いて帰った。 それの蓋が開いていた。 母はマシュマロを取り出して食べ始めた。 「何を食べているの?」と聞くと 「骨がここにあって…」と言い始めた。 食べている事と考えている事の感覚が違っている。そこに聞いたから答えにならない話となったように見えた。
美味しいから食べるのだろうから ま いいかと言う気分である。 水分補充のため持って行ったお茶を飲んで貰った。 その時母がコップを傾けすぎてお茶を零した。ズボンや靴下が濡れた。 母は「つめたい」と言うのだが自力で動く気配はなかった。 急いで タオルを運んで拭くが 下着まで濡れてしまった。 床を綺麗に拭いてから 着替えてもらった。 他にも洗いたいものが有ったので散歩を兼ねてコインランドリーに出かけた。洗濯物を放り込んでから 散歩をした。 母の足取りは軽い。
そうだ。出かける時「いいね 歩けるから」と羨ましがられた。 そういえば 今 自力歩行できるのは2名だけだわ♪
「好きな人は?」と聞くと「何処で…?」と聞かれた。 家族の中で…と聞いてみると「忘れているなぁ〜」と言う。 家族の名前を言ってみた。 父の名を告げると「うん 大切な人だな」と。 祖母の名を告げると「やっぱり 大事…年が上だからね。。。」と。
息子の名を告げると「ちょっと下だね」と言う。 私の名を告げると「何処かに。。。」と言った。
「ふるさとに帰りたい?」と聞くと「帰らないでいい」と言う。 「私の家で良いの?」と聞くとコックリ頷く。「嫌?」と聞くと首を横に振った。「息子に会いたい?」と聞くと「会いたい」と言う。
「ところで ○○さん(父)は生きているの?」と聞くと「死んでなんか居ないよ」と。「○×さん(祖母)は?」「生きているよ…」と言う。
暫くしてから「○○(私)はどうしたろうね」と聞くと私を指した。
こんな風に 判っているようなわからないような感じである。 でも一緒に話し始めると 話す感覚や答えるタイミングを掴んでくるようだ。やっぱり 無駄と思わず話しこんでいく事が母には良いようである。
散歩の帰路には 「お饅頭とケーキ どっちが好き?」と聞くと暫く考えて「判らないなぁ〜」と言い「おせんべいとケーキでは?」と聞くと「ケーキだね」と即座に言えた。いつも聞かれた事を反芻してイメージを作ってから答える母だ。 精一杯 考えているのだろう。。。
施設からの帰り道 スーパーに寄って筍でも買おうかなと思った。 冷蔵庫に有る物を思い浮かべて「今日は辞めておこう」と決めて買い物せず帰宅した。 夕方遅く帰宅した夫が掘りたての9本の筍を持ち帰った。 どうやら鼻が利いたようである。
夕食後 早速大きなお鍋2つを使って筍の灰汁抜きに取り組んだ。
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