母のタイムスリップ日記
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2005年04月02日(土) 描けましたねぇ〜


利用者さん訪問
いつも通り 活動を進める。
話しかけられると つい手が休みがちに成ってしまい勝ちだ。
最初の頃こそ 話を聞きながら手を休める事は無かったが 最近 緊張が足りなくなっていると思っていた。
だから 利用者さんが作業をしている間は てきぱきと行動するように心がけた。おかげで後半の時間に余裕が出来て 玄関を流して欲しいという希望も無理なく出来た。
「ヘルパーさんが 物を動かして掃除してくれないのでいいかしら?」という頼みも叶えて上げられて良かった。
話をしないと結構きちんとできる。さりとて 話を聞かないと言う訳にも行かない。利用者さんの様子を見ながら どちらを優先すべきかを判断していく事が大事なんだろう。

午後母の所に出向いた。
母は職員とお散歩中だった。
外を見ると職員と母ともう1人の歩ける入所者の3人が桜並木の川べりを歩いているのが見えた。穏やかな様子に見えたが…2人も連れて大変ではないかと思った。
散歩中なら…とトイレを掃除した。どうも今日排便が有ったみたいと感じた。タオル等も先行して洗ってしまった。
ロッカー箪笥をササッとお掃除。
今日はお布団も綺麗に畳んでしまってあった。
ウールのセーターやコートが収納されているので 防虫剤を買いに薬局に走った。帰路 施設の裏で筑紫を見つけた。
2本だけ積んでお土産にした。

戻ってみると母も散歩から戻っていた。
職員が「さっき 排便がありましたが お散歩中も『おかちゃん』と言っていたのでもう少し排泄有るかも知れません」と言った。
休息後 トイレに誘導して排泄を促した。
トイレでちゃんと排泄できた。
「出たねぇ〜 良かったねぇ〜」と声をかけると母は嬉しそうに笑った。
最後はいつも
その旨を報告すると(いつも報告はしているけれど)「これで全量出きったかもしれませんね」と喜んで貰えた。

おやつはたこ焼きだった。みんな おいしそうにかつを節やソースまで名残惜しそうに召し上がっておられた。
母には更にお茶を追加して飲んで貰った。
居室で少しリハビリ。
窓枠のバーを使って屈伸をやった。
二人で向き合い いろんな動作を真似してもらった。
号令をかけるのが好きな母は「おいちにぃさんしぃ」と繰り返していた。
ついで丸くなりがちな背中を伸ばしてみたり。。。

リハビリ後 みんなに筑紫を見てもらった。
「ほう」と筑紫に目を見張っていた。
やっぱ 春はいい♪

引継ぎの時間が近くなって 担当の職員も見えた。
「夜間の排泄 眠っていても起してトイレ誘導して排泄してもらっています。排泄後もちゃんと眠られるようです。確かにご家族の言う通りですね♪」と報告くださった。
いつもうまくいくとは限らないとは思うが概ね 大丈夫だと思う。
夜間起きるのは 大概 濡れてしまっているからだと想像している。
だから 誘導さえ出来ればお布団の中にいると思う。
そう話した事がうまく伝わったのだろう。
こういう関係で母を見ていられる事は 安心できる。
職員の仕事が大変にならない程度にして貰えれば良いのである。

おそらく そうした方が余計な手間は掛からなくなるだろうと思っている。
私の在宅介護の基本は 不穏を出来る限り避けて自分が楽になれる事ばかり考えていたのだから…。これは 皆に当てはまるかはわからない。私と母の関係においてである。

娘が家からオムツを運んでくれるので それを待っている間に3月のカレンダーをめくって 母に遊んでもらった。
母は カレンダーをみて数字を読んだ。数字の下にメモ用の空欄がある。
そこに色鉛筆で母の名前 父の名前 息子の名前をランダムに書き込んだ。
他の空欄に「桜を描いてよ」と頼んだ。
すると桜の花びらをすぐさま書き込み始めた。「今日は感度がいいな」と思ったら 暫く考えて込んでまた一枚桜の花びらを描いた。が花の形ではなく
一枚一枚の花びらにしかならなかった。
「タンポポ描いてよ」と欲張ってみると「た・ん・ぽ・ぽ」と文字を書き込んだ。「ま いいじゃないか 言われたことが通じているのだもの」と思う。他にも自発的に「ゆりこ」なんても書き込んでいた。
「チュウーリップを描いてよ」と言って側を離れたら ちゃんと描けていた。言葉からイメージして絵に出来る この一連の作業が出来るなら例えそれが拙くともいい。

娘と職員も加わって あれこれ描いてもらい 母の誕生日の所には娘が母の絵を書込んでいた。

お絵かきに熱中しているので そっと離れて帰路についた。




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