母のタイムスリップ日記
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利用者さん訪問 「おはようございます」と明るい声がインターホン越しに聞こえた。 でもいつも「はぁ〜い」が定番なんだけれど…。
顔をあわせて 頭が綺麗になっていた。そして薄っすらと口紅も…。 「あれれれ…。いや とてもよい事なんだけれど なんか良い事有ったかしら?」と気になった。 「あの 今日は役所に手続きに行きたいのです」と言われた。 先日見せて貰った書類を再度見せて戴く。 特に手続きが必要な所はなく 通知である。 使ったら 領収書を貼って請求してくださいというお知らせなのである。 「行く必要はなく お知らせのようですね♪」とその旨をゆっくり 数回説明した。 「そうだったの。私って早とちりだから…いつもそうなのよ。先日もね…」といろんな失敗談を聞かせてくださった。 私も高齢に成ったら してしまいそうな失敗談ばかりで…「私も危ないです」と言ったら笑っておられた。 「お天気も良いので 桜を見に出かけたいです」と希望されたので近隣をお散歩。先日 数輪咲いていた場所に回ってみた。 もう 数輪どころではなくて 一枝二枝咲いていた。周りの木は未だなのに…。欅も赤い葉を広げ始めていた。 ようやく芽吹きの時なんだなぁ〜。 桜のピンクと欅の黄緑がきっと映えるだろうなぁ〜。
お散歩も無事済んで 活動を終えた。
夕方 会をお休みしている介護仲間から電話が入った。 お義母様をグループホームに託す事になったそうだ。 その相談だった。 詳しい経緯を話してくださった。 母を託している事はご存知なので 入所の事をどう切り出して良いのか?と揺れていらした。 施設入所は 本来 本人に説明し納得の上入所が望ましいと思うが。 そううまく行く筈も無いのが現状で…。 入所する本人が一番戸惑うのは 間違いない。 けれど 託す方にも激しい心の葛藤がある。 後ろめたさも有るし またうまくなじんでくれるだろうか?と言う心配も強い。これで 悪くなったら託した事を悔やんでしまうから…。 話を伺いながら 苦悩がビンビン伝わってきた。 これは母の場合と断って 自分の時の事を思い出しながら体験を話した。
介護仲間が なんかヒントを得たようだった。 結構長い時間話しこみ電話を置いた。 受話器を切って思い出した。 「初日は施設に泊り込んだった」施設からも言われてそうしたのだ。 慌てて電話しなおし その事を説明した。 初日は少しゆっくりお付き合いした方がいいかも知れないと伝えた。 施設側からも「慣れた頃合をみてそうっと帰宅なさるといいでしょう」と言われているようだった。
施設側が説明しても 家族と切り離れる時はほんとに迷うものである。 段取りも結構 注意深くしなければならない。 介護仲間も 随分 配慮なさって居られる様だった。
入所するグループホームは 先日聞いたばかりの所だった。 施設長さんは とても配慮深い方だから きっと上手に対処なさってくださるだろうと思う。母もデイで暖かく見守って戴いた方である。
明日がその日だという。 これまで きっと何回かお電話くださっていたのだろう。。。 留守ばかりでほんとに申し訳ない事です。。。
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