母のタイムスリップ日記
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昨夜 夫が「明日はおはぎだよね♪」と言った。 慌てて 小豆を仕込んだ。 今朝 もち米を研ぎ下準備をして母の所に向かった。
「今日は 外泊します」と職員に伝えると施設長が薬を持って来てくれた。先日 母がふらつきが有ると伝えていたので 経過観察報告をしてくれた。 午前中は未だいいけれど 午後に傾きが強くなってくるとそれぞれ報告があった事。昨日 私が来ないからと思われる泣き顔が見られましたとも。 日中は出来る限り1人にしないように心がけていますとも言われた。
これを受けて 今日1日 母の傾きを見ていた。 歩く時は 確かに多少の傾きは見られた。(今まで以上に)しかし 今日見る限り時間との関連は無かった。母は 10時を回って布団に入ったが傾きが酷くなる事は無かった。 ただ 立ち上がりや立っている時のふらつきは強い。 立ち上がって落ち着くまでは見守って居ないと心配。
もう少し 経過を見てみる事が必要みたいだ。 施設長は脳出血を思い出されていたようである。 母の脳出血は2月26日で 季節的には過ぎたと胸をなでおろしたばかりだったが…。やはり 注意しておく必要も有るだろうなぁ〜。 小さな脳梗塞を起こしている事も考えられる。 脳神経外科に行こうか悩む所である。
家に来るまではバスを乗り継いで来た。ステップの上がりも何とかできた。 しかし椅子に座ったりがのろい。「座って」の指示が理解できないように見えた。
家に着いたときは「初めてきた」と言っていたが母の定位置につくと「あ〜そうだ。ここに来た事があるな」と思い出せた時は嬉しかった。 お泊りは お正月以来だな。寒かったしなぁ〜。
お昼を食べてから 散歩に出た。 その前にトイレ誘導したのだが…ポロリと排便があって 更にいきんで貰おうと声を掛けマッサージしてみるけれど いきむ動作が出来なかった。 散歩は 家の周辺だが いつものコースの4分の3位でギブアップだった。 それでも着実に歩き頑張る意志もあった。 花に目が行く事は無かったが 行き交う人に対しての興味は強かった。
散歩から戻って夕食の支度に掛かる。 母にも手伝って貰うつもりだったが どうにも理解が出来ない。 布巾を洗って貰うつもりだったが ただお湯に浸けて絞るだけ。 無理だと判断して テーブルで塗り絵をして貰う。 これも一色塗りである。ただ線からはみ出す事も無くて これでOKとしておこうと思った。 塗り絵に集中する度合いは まだ良くて1時間近い間できていた。
ほんとは ゴマを擂ったり 豆をつぶしたり 炊き上がった米をつぶしたりを手伝って貰おうと思っていたのに…残念! 側でパタパタ動いていても何の興味も示す事は無かった。
手伝えたのは 最後の最後 ご飯を丸める所と餡で包む所だった。 おはぎは 小豆とズンダと胡麻の3種類だ。 外出は無理と思ったので少し気張った。
夫が早めに帰宅したので3人で夕食を囲む。 メインはおはぎだけれど…母の箸は筑前煮やカジキのタコソース炒めに向かった。「美味しい物は後に廻す」と言った風だ。
ようやくおはぎに箸を付けると…外側のあんこだけつつく。 夫が「可哀想だから もっと餡を足してあげて」と言うので少し足してあげるとまた餡だけつつく。 夫と二人で思わず笑ってしまった。母も釣られて笑う。 3回ほど足して上げた。
食後は後片付けをして貰う。食器はいつものように洗い終えたものを更に洗って貰う。すり鉢やお鍋は其の儘洗って貰った。 これは 上手に出来ていた。 少し遣り出せば 勘を取り戻すようである。
入浴前のトイレ誘導で 最後の踏ん張りをして貰った。 その前にも数回誘導しているが…うまく行かなかった。 いきみ方を思い出してもらうために 少しでもいきんだら褒め上げた。 2.30分トイレで格闘した。 「ごめんね」と母が言い出した。 「○○チャンの娘だから気兼ねなしよ♪が・ん・ば・れ・だ・い・す・き」と言うと「ごめんて言わないと…なんて言えば…」と言っていた。 もらす感覚も消えつつ有るけれど でも下の世話をかけているという意識が有るのだろう。この事に関しては 母を責めた事は一度も無いけれど…。 やはり申し訳ないという思いが強いのだと感じた。 うまく排便が出来て…頑張った甲斐があった。
入浴時は 一時「熱い!」と騒ぎそうになったが「勘弁ね」という声掛けで何とか凌げた。。。 浴槽に入ってしまえば「気持ちいい」に変わるとわかっているから そのための儀式みたいなものだと最近富に思う。 浴槽では歯を磨いて貰った。 これは 阿吽の呼吸みたいなものとなった。 口を濯ぐ時は コップに少量の水を入れ口に含んでもらいコップに出してもらう。それを捨ててゆすいでからまた水を含む…の繰り返し。
お風呂から上がった母は 2階に寝室に上がって直ぐにzzzz。
今は 体調が下降気味…注意していないと。 きっと また良くなる波が来ると信じている。 母の口から「頑張る」という事が出てくるもの…。
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