母のタイムスリップ日記
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| 2005年02月24日(木) |
やはり 無理かなぁ〜 |
母のリハビリの日なので朝急いで施設に向かった。 母の居室をみて いつもと違うなぁ〜と思った。 カレンダーが外れている。折紙が床に落ちている。指人形が数個テーブルの下に落ちていた。棚に置いてあるプーさんのぬいぐるみも床にひっくり返っていた。放置するのが嫌いな母には珍しい事。 普段は殆ど物を動かさないのに…。 お菓子とか椅子のカバーくらいが母の動かす物なのにな。
チョコチョコっと整理して お布団を干そうと思ったら シーツの間から袋に入ったまま潰れてしまったお菓子が出てきた。 潰れたお菓子は丁度小袋に入ったバウンドケーキのように見えていた。 でも 見たところチョコレートのように黒いのだ。 置いていったおやつじゃないなぁ〜と思いながら職員に聞きかけて「あっ」と思い当たった。
おとといは袋入りの2個の駄菓子の餡玉(直径2センチ程)を置いていったのだった。中の餡が飛び出て 袋は破れずに四角に潰れて有ったのだった。
「すみません。分りました 私が置いて行ったものでした」と職員に詫びた。
母はきっと後で食べようと枕の下辺りに置いたのだろう。。。 目に入らなければ 母はもう思い出す事はないのだから…。
リハの間 母は「とても気持ちよいです。有難うございました」「勿体無いです」等と幾度も言って起き上がろうとした。 今日の母は多動みたいだ。 「ね。○○ちゃん 可愛いからおまけだって…」と声がけしリハを継続していただいた。
リハの最中に母と同じ年の方がドアを開けて入っていらした。 母のロッカーを開けて直ぐ閉じた。ぶ〜とおならが出た。トイレを探しておられるように感じた。職員がいらしたので「トイレかも知れませんね」と言うとトイレに誘導するため出て行かれた。
母の着替えをして 外に出た。 今日こそは 眼科に通院。そして家で入浴洗髪。。。 バスで駅前に出て 眼科に行ってみたらお休みだった。ひとつは「3時から診察します」と書いてあったので 先に家で食事する事にした。 今日は時間にゆとりが有るし母も元気な様子なので歩いて家まで戻った。 長いダラダラ坂を登るのは 久しぶりである。登れるかなぁ〜といささか不安もあったけれど…何とか2キロ強の道のりを歩けた。 いつも言っているけれど 最後は3階分の階段が有るのだ。 踊り場でちょこっとの休息を入れながら上りきった。
それだけでも充分凄いのに 帰路も駅までしっかり歩いた。 おそらく 今日の歩行はトータルすると5キロ程歩いた事になるだろう。。
家で食事をして入浴洗髪を済ませて 爪を切って。。。 おもむろに眼科に向かった。
最近の母の様子から 診察は無理かも…と思っていた。 受付で「認知症です」と断った。 「付いていただけるのですね」と言われたので「勿論です」と応えた。 診察では 顎を台に乗せなくてはいけなかった。それくらいは出来ると思っていたが…。母に理解できなかった。 仕方がないので「目の検査をするから ここに顎を乗せてね」と顎を台の上に置いて上げた。しかし直ぐ顎が浮かしてしまう。 それでも軽く診察が出来て「軽い白内障がありますね。問題は…次の診察なんですね。目に少し麻酔して検査して見ましょう」と倒れる椅子に寝転んで麻酔を点眼。。。「痛いよ。もういいよ」と母。 それでも 医師は諦めずに次の診察に移ったが…。 指示に従って目を開けていられなかった。幾度か試みてくれたが…やっぱり目を瞑ってしまった。 医師は「無理ですね。大きな病院ならできるでしょう。。。」と申し訳なさそうだった。
眼科を出た時に「言う事が分らない。。。分ってもらえない。。。分る人もいるのに。。。」と呟いた。「そうかぁ〜 そうなんだね」とだけ返事した。
ちょっと 心配は残るけれど…。何とかなるだろう。 若し 何ともならないとしたら それも仕方ない。。
バスに乗って施設に戻った。 居室で椅子に座っておやつを食べている時「あ〜夜 いるんだね」と急に言った。「?」と思ったら「夜 嫌なんだよね」と付け加えた。
職員が「この所 早く眠るんですよ」と言っていた。 早く眠れば 早く目覚めるだろう。。。おそらく幾度も目覚めるだろう。
職員の少ない夜間 母はホールを1人うろつくのかなぁ〜。 託す身としては…複雑な思いがする。 「そうか 夜が嫌なんだねぇ〜」
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