母のタイムスリップ日記
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2005年02月21日(月) ダイヤモンドの涙


 利用者さん訪問。
数日前 利用者さんのお嬢さんの7回忌だったらしい。
利用者さんは 遠いため参列なさらなかった様子だ。
それでもご家族が 立ち寄って7回忌の様子をお伝えになったようで お話してくださった。今まで お嬢さんが何歳で天国に召されたかはお聞きしていなかった。が 今日 利用者さんがお話くださって 亡くなられた年齢が今の私の年齢に近い事を知った。
亡くなった人は年を取らないので お嬢さんの姿を私に重ねていらっしゃったのだなと感じた。

以前訪問していた方も お嬢さんをなくされた方だった。
その時も偶然 亡くなった時のお嬢さんの年齢に近かった。
そして今と同じようにお嬢さんの姿を重ねていらした。

娘さんを亡くされたと言う共通事項は有っても 生き方は180度違っている。
今の利用者さんは 前向きに考えられる。以前訪問していた方は「…たら…れば」と生きている事を想定して今を考えられる方だった。

これを賢いとかそうでないとか言うつもりは全く無い。
人にはそれぞれ生き方が有るのだから…。
でも「…たら…れば」的だと 家族には少し重荷になるかも知れない…と感じてはいる。

家族の支え方も それぞれ有るのだろうし…。
自分にあった支え方での介護が大切だろうとも思うし…。

利用者さん宅での活動を終えて家に戻り 家族の会に出向いた。
ちょっとした課題が有るのだ。
来年度に向けての会のあり方を考えねばならないのだそうだ。
結果的に継続して会は存続するようだが 回数が減りそうだ。
今年度分は 後1回ある。それまでに何か考えなくちゃ。。。

久しぶりに会に出向いた人もいらした。
独身のお姉さまと独身のおばさんを遠距離でどう看取って行くか…と言う時期にさしかかって 混迷した時期に入り困惑の日々を過ごされている御様子で…話しだすと時折涙が光った。
老々介護と言うには 少し早いかも知れないが差し掛かっているに違いない年齢。つまり自分の老いて行く先も視野に入り始めているし 実際に「後見人がきちんと続けられるか…」という課題を突き付けられた形の方だった。
これも他人事ではない。
人が天寿をまっとうするまでには 実にいろんな事が有るものだと学ばされた。
他にも記して置きたい事が有るが これは 別の機会に廻そうと思う。

さて日記の本題である。
毎日読ませて戴いている介護日記がいくつか有る。
その中のお1人の方の日記を読ませて頂き「良かった」と安堵した。
「介護をしているうちに涙が零れた。。。」と言うくだりである。
介護が苦しいと言う涙ではない。。。
私には それが痛いほど判る。
勿論 私にも その方にも苦しくてやりきれないという涙も有った。
でも 今回の涙は違う。
私は 母と離れようやく感じられるようになったのに この人は在宅でいろんな葛藤の末に到達できたのだ。すごいなぁ〜。。
あの涙は ダイヤモンドの輝きを持っていると感じた。

ますます あの日記から目が離せない…。







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